きらめく砂のごとく3(Yuta.T)

背中に降ったキスの雨 ページ17

確かに・・・





そうなの。







バスルームなんて、すぐそこ。



そんなに広い部屋じゃない。







でも・・・





離れたら。このままもう会えなくなる気がして。









・・・大げさかな。







だけど・・・






それくらい儚い関係、って思うから。






A「いやー・・・





もう、私。ワガママばっかりだね・・・









・・・ごめんなさい。」






ベッドの上。うつぶせになって・・・涙、見えないように。




顔も伏せた。








玉森くん。




うつぶせのまま泣いてる私。



そっと包むように、後ろから抱きしめてくれた。







玉森「・・・俺のこと、好きって思ってくれて。






どうしようって想ってる気持ち、すげー伝わってくるから。









・・・いいよ、ワガママ。聞いてあげる。







困らせたの、俺だから。







ごめん・・・」







背中越しに、優しい声、聞こえた。









いつまでも私が顔上げないでいたら、背中にチュ、チュってキスの音・・・







・・・ゾクゾクって感じちゃった。







キス。襟足のところから、だんだん下がって。





腰のところ・・・太ももまで・・・







いつのまにか、着てたキャミソール、めくれあがってて。




はぁ・・・って、熱いため息漏れだしたって思ったら。






キャミソール、また床の上に落とされちゃった//

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