きらめく砂のごとく3(Yuta.T)

ウソついてないよ ページ14

・・・ベッドの中。





玉森くんにペタって寄り添って、思いっきり甘えて言っちゃった。






玉森「どした？




甘えちゃって。





・・・俺、困らせてなんてないよ？」





A「だって・・・





じゃあ、どうしてさっき、試すようなことしたの？



別の部屋に泊まるのがよかった・・・？」





玉森くん、思いだしたみたいにんはははって笑い出した。






A「・・・・・？」






玉森「・・・ごめん。




あれ、どっちもこの部屋のカギなんだ。」





A「・・・じゃあウソついたの・・・？」





ちょっとだけ、ほっぺたふくらませたら。






玉森「・・・俺？



ウソなんてついてないよ。」





A「えー！


だってさっき・・・」





玉森「俺何も言ってないもん。




隣の部屋のドア、見ただけだよ？」







A「あれっ・・・？」







玉森「・・・俺も演技うまくなったんだな〜





自信持っちゃおっ♪」






いたずらな顔して笑ってる。






A「もー・・・！」





玉森くん、すごい楽しそう。





玉森「・・・ごめんー！




ちょっとイタズラしたくなっただけー(笑)






・・・はじめっから朝まで一緒のつもりだった。





ずっとそう言ってたじゃん。






でもさ、どうして別の部屋。選ぼうとしたの・・・？」

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