きらめく砂のごとく3(Yuta.T)

困らせないで ページ13

・・・玉森くんにぎゅって抱きしめられて。





ふわって前髪にキスしてくれた。





玉森「・・・好きってキモチ、押さえらんなくてぎゅってしたら、



なんだかAさん、壊れちゃいそうだなー。」





A「私・・・？



そんな細くないけど？」






玉森「・・・なんかね。そういうんじゃなくって・・・



うまく言えないんだけど・・・」






それって。私達の関係がすぐに壊れてしまうくらい、儚いってこと・・・



なんとなく意味してるのかな・・・？







玉森「・・・でも、ぎゅってしたい。」





そう言って、もう１回抱きしめてくれた。



幸せ過ぎて・・・涙が出そうになっちゃった。





玉森くん、どうしようって顔してる。





A「玉森くん・・・




ごめん・・・ね・・・



幸せ過ぎた。」






玉森「・・・なら、よかった。





・・・ずっとこの笑顔、見たかった。




初めてAさん見かけた時。







・・・大好きだなって思った、この笑顔。






もう泣いちゃダメだからね？」





言われちゃった。





玉森「いっつも、俺が好きな笑顔でいて。






・・・俺が、好きでしょ？」




A「そうだよ・・・




玉森くんが好き、なの。





・・・だからもう、困らせないで？」

ウソついてないよ→←みんな引き受けるから

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