＜味方を消して＞ ページ9
ある日。
ガオナァ様に呼ばれ、資料室に行く。
資料室には、沢山の紙を交互に見ながら唸る、ガオナァ様がいらっしゃった。
『ハーハートです。何かご用事がお有りで。』
ci「来てくれたんですね!!嬉しいです‼︎」
彼は貼り付けた様な笑みを浮かべ、そう言う。
ci「嫌そうにしてたから、来てくれるか不安だったんですよ〜‼︎」
『給料が発生するらしいので。』
ci「え？僕そんな事いいましたっけ？」
小悪魔も様な笑みを浮かべ、そうとぼける彼。
『得られた情報を全て燃やしても宜しいんですよ。』
ci「嘘ですって〜w。間に受けんといて下さいよ〜‼︎」
『で、情報は要りますか。』
ci「要るに決まってるじゃないですか〜‼︎」
私は彼に書類の束を渡し、説明を始めた。
彼は少し顔を歪めたが、直ぐに元の顔に戻った。
『私が目を付けたのは、遊撃部隊一名。 暗殺部隊一名。海洋部隊一名。空挺部隊一名。近距離部隊二名。合計六名。
六名の内、絶対に一人は内通者が居ると考えられるでしょう。
特に海洋部隊のアリー・コール。近距離部隊のサルイ・ロルは怪しいと感じて居ります。』
私の話を聞いたガオナァ様は、うんうんと頷きながら、書類に目を通す。
ci「今回は狙撃部隊には怪しい奴居らんかったん？」
『狙撃部隊には見られませんでした。』
ci「兄さん暗殺計画失敗かいな,,,,。」
何か不穏な言葉が聞こえた気もするが、彼らにとっては暗殺も遊びなので、しょうがないだろう。
彼は書類をペラペラと捲りながら目を通すが、途中でその手は止まった。
ci「リー・アスト,,,。」
『あら、別の書類まで紛れ込んでしまいましたか。』
ci「こ、これ知っとったん？？」
『何の事でしょうか。私には全く分かりません。』
ci「まさかリーが内通者やったとはなぁ〜。」
『案外ご納得されるのがお早いんですね。』
ci「うーん,,。あんま接点無かったしなぁ。
でもこれ、シャオさん知った時がヤバそうやな,,,。」
等と言いながら、ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべているのは、彼の性格がとても良いからだろう。
『トイフェル様はもう知って居られますよ。』
ci「え、誰に聞いたん？」
『クライン様に教えて頂いたらしいです。』
ci「せやろな。シャオさん一人だけで分かる訳無いもんな‼︎」
相変わらず酷いですね。
と言いたい所を我慢し、愛想笑いを浮かべる。
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
