＜呑む＞sha side ページ48
sha_side
左右上下に頭を振られている様な鈍痛と、今すぐにも中の物を出したい嗚咽感により、目を覚ます。
最悪の目覚めだ。
今すぐにでも投げ出したくなる様な体を起こすと、そこには椅子に腰かけながら読書をするAが居た。
シッマと似たような雰囲気を漂わせているのが気に食わなかった。
『御身体は大丈夫ですか。』
sha「最悪や,,。マジで吐きそ,,。」
『お隣に袋を用意しておりますで、吐きたかったらどうぞそちらに。』
横を見てみるとゴミ箱と黒い袋が。
用意の周到さに周りとの差をひしひしと感じる。
sha「ありがと,,。」
『本日は此方に泊まらせて頂けるらしいので、そのままもう一度御就寝なさっても大丈夫ですよ。』
sha「グルッペンには,,。」
『私の方から先にお伝えしておきました。』
sha「流石や,,。」
Aは開いていた本を閉じ、俺に近寄った。
『何か必要な物はありますか。
私もこの後別の部屋に行きますので、頼るのであれば、今だけですよ。』
sha「え,,,A,,,行くん,,？」
『当たり前ですよ。
何故トイフェル様と同じ部屋で過ごさなければいけないのですか。』
sha「や、やって,,,俺,,病人やで,,？」
必殺技の首コテも使用し、Aに問いかける。
『何をおっしゃっているのですか,,,。
貴方は,,,トイフェル様は,,,ご自分でお酒を飲み過ぎてしまっただけでしょう。
自業自得です。』
正論には、あざとさや可愛さは敵わなかった。
sha「えー,,,。
でも俺Aとおりたい,,,。」
『トイフェル様,,,。
まだ酔いが全然抜けて居なそうですね,,,。』
sha「酔いは抜けとるで？」
『ではsha「まぁAにはまだ酔っとるけど♡」,,,。』
俺が自分の滑らせてしまった言葉の重さに気付いた頃には、もう遅かった。
俺はAに対してキスをしていた。
sha「あ,,,,やってもうた,,,。」
そこで漸く頭が覚醒した気がした。
目の前に居るAの顔を直視することが出来なかったが、耳まで真っ赤になって居る事だけは分かった。
いつもと違う反応に、またキュンとした。
『わ、たしはもうい,,,いき,,ます,,。』
,
酒に吞んでも吞まれるな。
,
,
途轍もない高揚感に心を躍らせた。
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
