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ヴェラ様に勧められ、部屋に入る。
部屋は何とも言えない香りが充満していた。
香水とも捉えられるし、甘いお菓子の様にも感じる。
ふと、机の上に目をやると、沢山のお菓子があった。
お菓子といっても、クッキーやマカロンなどでは無い。
私が以前にチーク,,,ガオナァ様にも食べて頂いた「和菓子」だ。
綺麗に箱に詰められた和菓子の横には小さなカップが置いてあった。
os「あー。気になる？」
『ええ,,はぁ,,,まぁ,,,。』
私はヴェラ様の問いかけに対して曖昧に答える。
os「これな、和菓子言うてな。前にひとらんから貰ったヤツやねん。」
そういえば,,と。日ノ本様に頂いたリョクチャの事を思い出す。
『私も先日、リョクチャという物を頂きましたよ。』
os 「美味かったん？」
『はい。美味しかったですよ。』
os「俺の方が上手い飲みモン淹れれるで。」
『そうですか。楽しみにしていますね。』
そこで話は一旦終了し、椅子に座る事を勧められた。
私は椅子に座り、ヴェラ様の方を見る。
ヴェラ様は何かを淹れているらしく、台所の方に居る。
先程まであった筈のカップが無くなっている事からも想像出来る。
私はヴェラ様の方から視線を外し、辺りを見回す。
特に目立って面白い物があるわけでは無く、大きな本棚がメインである位だ。
いや、本棚と同じ位,,,それ以上にも値するクローゼットもあった。
私が室内を見ていると、目の前にカップが置かれる。
os「珍しい紅茶淹れといたで。」
『有難う御座います。
失礼ですが、この紅茶のお名前は。』
os「「カンヤム」っちゅう名前やで。」
流石に聞いた事のない名前だった。
私はヴェラ様が席に座ったのを確認し、紅茶を口に含んだ。
少し苦く、そして柔らかい、優しい味がした。
os「どうです？」
『大変美味しいです。今度自分でも買おうと思います。』
os「ウチの国ではあんま流通してへんらしいから、頑張りいや。」
「はい。」
ヴェラ様の返答に少し違和感があったのは気の所為だろう。
私は紅茶にもう一度口を付けた。
os「あ、もしこの和菓子が嫌やったら別のに取り替えるから、全然言ってれてええで。」
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ウパーくん - 投稿お久しぶりで誤差います。本当に投稿ありがとう誤差います。投稿頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (
レス) id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - 不可能を変える事は不可能 (2022年10月26日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
しろいろ(プロフ) - 夢主さんもリーさんもw r w r dの方々も皆んな生き生きしていて本当に凄いと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2022年10月8日 11時) (レス) @page27 id: b9b687ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
集団指導者推し🖤 - え､､､好き🖤。皆んなのキャラがしっかりと出ている‼︎ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 5397191c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汝 | 作者ホームページ：https://twitter.com/shoppi_su
作成日時：2022年9月19日 20時
