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落とされたのは私で

落としたのは津田さん

でも逆なのが津田さんで

私はいつ落としたのかも知らない

多分これから先も知らないのかも


枕にポフッと顔を当てて「鬼ー」と言っている津田さんを見て好きだなぁと思った。


でもその好きは違くて

体だけとかそんなんじゃなくて



全てが好きでこの人なら自分を見せるのも受け入れることも苦ではないと思えた。

多分これからいろんなことがある度にこの人って思うのだろう。


この人とずっとそばに居たい

手に触れたりずっと…


津田さんは枕に顔を埋めたまま「はぁー」とため息をついていた

余程聞いてはならない所だったかな?

…私は聞きたいのに



貴方:「津田さん」

津田:「…ん?」


呼ぶとムクっと顔を上げて私の方を見てきた。

優しそうに見てる目が凄く心を落ち着かせてくれる


貴方:「…好きです」

津田:「……うん」

貴方:「それだけです。お、おやすみなさい」

津田:「ん、んん、おやすみ」



驚いたというか少し多分予測してなかったんだろう


私はそれを聞くと津田さんに背中を向けた

夢は何を見るのかな?

寒くなるかな?


そして、ふと呟きたくなり


私はある事を呟いていた


すると呟いた瞬間



津田:「なぁにA」

貴方:「っ!?!?」

津田:「可愛いなぁ


そんな小さく呟いても俺には聞こえるよ」


貴方:「……鬼」

津田:「もう一度言ってごらん」


あなたには逆らえないんです

落とされたので戻れないんです

好きになってしまったんです


津田さんは私の肩を押して仰向けにさせると上から見下げていた。


貴方:「……津田」

津田:「呼び捨てじゃなかったんだけどなぁ」

貴方:「っ…津田健次郎さん」

津田:「まぁフルネームから呼ぼうとした心意気は認めてあげる」


そう言うと私の耳にキスをして抱きしめた




これから先はまだ長い

落とされたのであれば多分嫌きっと私は貴方からは離れないのだろう。

この腕の温もりはいつになっても自分の何かを溶かすかのように愛おしい

大人になりたくても貴方の横に立てる所までは来れない私

けどそれでも立ち止まって待っててくれるのが貴方

…時には背中を押す存在になりたい

私は一瞬心の奥でそう思ったあと

ゆっくりと目を閉じた。



目が覚めて貴方がいたら

今度は名前で呼びたい


貴方の側に居れるだけで




それだけで私は幸せなのです。








終わり

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- 物語読みました。 物語は完結していますが。。。 その後の2人が気になります。 またパート1・パート2沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (3月2日 1時) (レス) @page34 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく77のここの部分 落とされたのであれば多分嫌きっと私は貴方からは離れないのだろう。 これ正しくは多分いやきっとではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 77のここの部分 この人とずっとそばに居たい これ正しくはこの人のそばにずっと居たいではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 76のここの部分 そう言うと津田さんは先に言われたというな感じで私の腰に腕を回してふてくされた感じに言った これ正しくは先に言われたというような感じでではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page32 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 73のここの部分 いや、もう吹っ切ったのかもしれない これ正しくはもう吹っ切れたではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page29 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年1月14日 3時

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