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「っ、ふ、ぁ」
何時だろう
部屋もさっきより暗くなっている
隣の部屋から音がするから隣人が帰ってきたのかな。
隣人はいつも夜の7時とかに帰ってくるよね。
最近は私が遅いけど
「…〜っ、まっ」
「おい、…今、別の事考えたでしょ？」
「っ！？ん、な」
「分かるよ。ばーか」
距離が近い
彼の手に触れようとしても彼は私の腰に触れて引き寄せる
「っ、 」
何度目か
彼と距離がもっと近くなる
「、まって」
「…やめて欲しい時はなんて言ったっけ？」
「……」
息が上がる私のおでこにコツンっとおでこを当てて意地悪そうに言う彼
…殴れって言ってた
彼の胸をグッと押そうとしても力が入らない
「っちか、ら…むり」
「うん。…無理？」
頷くと彼は私から離れていく。
呼吸を整えながら体を起こそうとしたら彼が私の背中に触れて抱きしめた。
抱きしめられた
…なんで？
彼の方をチラッと見ると目が合った
「ごめん。」
「…キス…して？」
「…何？俺にご褒美くれるの？」
「……じゃあ、しません。渡辺さんが意地悪なので」
「俺が意地悪なのは誰かさんのせいなんだけど？」
ムッと来て彼の胸を叩くと「いって」と言い少し離れたが
私の肩に触れてキスをした。
意地悪
だけど
「、好きです」
「…ん。」
「…傍に……いて下さい」
私の自然と口から出てきた言葉は「そばに居て」だった。
彼は黙って頷くと私を抱きしめて横になった。
部屋の中の時計はもう夜のいい時間を示していた。
がっつき過ぎた
無理させ過ぎた
あまりにも申し訳なくなって「ごめん」と言ったら
「キスして」と返ってきた。
人がどれだけ悩んでたか知りもしないで
隣で眠っている彼女はあの後お風呂入ってベッドに横になるとすぐ眠ってしまった。
ご飯食べなくて大丈夫だったのか？
眠っている彼女の髪を撫でながら考えていると彼女が目を開けた。
「…あれ？おはよ」
「……鍋」
「なべ？」
「私、晩御飯…作ってないです。
あ、貴方も食べてないですよね！？」
夢の中で何が起きたのやら
慌ててベッドから出ようとする彼女の手を引いて止める。
「焦んな」
「、お腹減ってますよね！？ごめんなさい」
「俺ががっついたのが悪いんだからあんたは悪くない」
「っいや、あの。お肉」
「……生ものは冷蔵庫入れた」
「…ほんとごめんなさい」
そこはありがとうだろ。
謝る癖をどう治すか
…可愛い奴だなほんと。
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
