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はやくない？
渡辺さん凄いな
合計が出たのでお会計をしようとしたら横から彼が先に押していた。
「え」
「お前にはまだ早いんだよ。ばーか」
バカ！？
横を見ると彼は 意地悪そうに笑い会計を済ますと袋を手に持ち歩き出した。
「、バカは何ですか！」
「お前が馬鹿なんだよ」
「っ貴方がそうやって言うから」
「俺はAと買い物が出来て嬉しいだけ」
……え？
ほら、歩く。
そう言って彼は先を歩くけど
今のってなんか自然に出てきていたよね？
店を少し出て立ち止まっていると彼が戻ってきた。
「ねぇ、なにしてんの？」
「……気づいてないんですか？」
「はぁ？」
「…、嬉しかったです。
貴方にそう思われているんだと知って
……では、お先に」
言ってる途中で恥ずかしくなり早足で通り過ぎる。
待って待って
凄い胸が苦しい
なんか息をするのもやっと
好きな彼にそう思われているのだと知って凄く驚いた。
無意識だとしてもいい。
彼がそう思っているのなら私はそれで
家の前に着くと後ろを着いてきていた彼がグッと私を引き寄せた。
腰に手が添えられて距離が近い
「っ、あの」
「そうやって逃げても結果俺に捕まるから諦めろよ」
私が持っていた鍵を彼は取ってドアを開ける。
ガチャンッと音を立てて開いたけど私は何故か部屋の中に入れない。
どーした？と顔を覗き込んできた彼と目が合うと彼は少し目を見開いた
「…あんたさ、なんでいつも俺が話すと真っ赤になるの？」
「っ私が知りたいです！」
今の顔を見られたくなくて顔を隠して部屋の中に入り
彼から逃げる
「おい！待てって」
後ろからそう聞こえたが無視して逃げる
ガチャンッと寝室の扉を閉めると毛布を頭から被りカーペットの上に座った。
…困った
こういう時どんなことをすればいいのか分からない
…雑誌とかに書いてあったかな？
映画はなんて進むかな
……初めての経験過ぎて怖い
あの人のこと好きな気持ちがあまりにも深くて深くて
少しして寝室の扉が開く音がした。
…何も言わない
彼の足音のみが聞こえその音は私のそばで止まった。
怖い。彼が今どんな表情をしているのか
どんな感情なのか
怖い
「…はぁ」
少し小さな声が聞こえると毛布の中に手が入ってきた。
「、っ」
「別に恥ずかしい事じゃないでしょ。
あんたが苦しくなると逃げるのは分かってるからさ」
優しい口調だ
彼の指に少し触れると彼が指を絡めてきた。
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
