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あの後カゴを持って私の後ろを着いてくる彼
お肉コーナーでひき肉や鶏肉を見ながら手に取っていると
隣にカゴがやってきた。
隣を見るとカゴだけで彼は私のすぐ後ろにいて
商品を眺めていた。
「…渡辺さん」
「ん？」
「グミいいんですか？」
「後で」
「…あの、何食べたいですか？」
「えぇ、あんたは？」
「…鍋」
「渡辺の俺見てよく言えたな」
はいはい。と言った彼は私の片手にあった鶏肉をカゴの中へと入れていた。
あっさり鍋にしようかな
ネギを手に取りカゴの中へと入れる。
彼は鍋に入れそうな具材を持ってきて「どう？」と聞いてきたりした。
「2人なのでこのぐらいですかね？」
「卵はなんに使うの？」
「締めの雑炊です」
「あんた意外と凄いよね」
意外と言われましても
なんと言えば良いか分からず少し止まると彼は私の方をちらっと見た。
目が合うと渡辺さんは私の腕を掴んで引っ張り歩き出した。
「あの」
「グミ」
「はい」
２文字だけの会話
お菓子売り場に来ると手が離れて彼はグミを選んでいた。
…あ、もう冬限定のチョコレート発売されてる。
やっぱり先取りってやつなのかな
少しお酒入りなのか
でも美味しいんだよなぁ
「何？これ？」
「え？」
気づいたら横に彼が居た。
手にはカゴとカゴの中にはグミが入っていた
これ？って
「どっちの味が食べたいの？」
「…じ、自分で買います」
「じゃあ、俺が気になるって言ったら？」
「……こっち」
「ん。」
指さした方のチョコを1箱取りカゴの中に入れると彼は歩き出してしまった。
追っかけることが多いと思う
会社の人は今は社員旅行だから
だから
「、待って」
腕を伸ばしてカゴの持ち手に触れる。
「持ちます」
「いいよ」
「、私何もお手伝い出来ていないので」
持ち手に触れて彼の方を見て言うと渡辺さんは は？って顔をしていた。
…眉間に皺寄ってますが
「…じゃあ、先にレジに並んでて」
「レジに？」
「うん、俺服選んで来るから」
私にカゴを渡して歩いていく彼を見て私は1人レジに並びに行った。
…このカゴまぁまぁな重さだな
セルフレジの方に行きピッピッとバーコードを読み込む。
鍋は2人だからえっと白菜を食べやすい大きさに分けて
でも渡辺さんどのくらい食べるんだろう
そんな沢山食べるってイメージ無いけど
読み取っていると横に渡辺さんがやってきた。
「あれ？洋服は」
「もう買った」
早っ
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
