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彼の胸を叩いて離れようとしても彼は私の両手を掴んで離れようとしない
「A、」
「私は酷い人だから」
「お前が誰に酷いことしてんだよ。
なんも関係ない」
「あります！
だって…、ニエベで酷いことしたんですよ
そんな人が懇親会行けるわけないでしょ！
私のせいであの人は」
目から涙が溢れて止めようと手のひらで拭きながら話すと彼は私の肩に触れてキスをした。
1度だけキスをすると彼は私の背中に触れた。
「落ち着いた？」
「……怒んないんですか？」
「ん？」
「……貴方じゃなくて。深澤さんの事を話したから」
「…でも、俺の方があんたの弱い所何度も見てきた。
すっぴんで泣いてる姿も、頼る人いないって俺の傍で泣いた姿も
強がって我慢して懇親会断った時も
俺、全部横に居たからさ
……ん。」
涙が溢れても涙を拭く気力もなくてベッドの上に座り込んでいる私に彼は腕を広げた。
「…今日は傍にいてやるから
おいで」
あまりに優しい響きで彼の方に近づき彼の手に触れると彼は私を抱きしめベッドに横になった。
「7時半は早すぎだろ」
「…っ、渡辺さん」
「何？」
「……、ギュッて」
「はいはい。稀に可愛いこと言うよね。
ギュッてしてーとかさ
…チューする？」
彼の腕の中で頷くと彼は私の顎に触れ顔を上に上げるとキスをした。
1度だけキスをして離れると彼は私を抱きしめた。
カーテン開けてないから日差しが隙間から入りこんでくる。
背中を優しく叩く手が私を睡魔へと誘う。
それに、暖かい
「…渡辺さん」
「ん？」
「……帰らない…で。」
眠りそう
もう一眠りしようかな
「…あんたが満足するまで傍にいるから」
目が覚めたら彼はまだ眠っていた。
…何時だろう
時計がある方を見ると11時だと分かった。
……寝すぎた
お昼作ろうかな
身体を起こすが彼はまだ起きない。
…よくよく考えるとこの人なんで私が7時半に起きてるって思ったんだろうか
…不思議な人
ゆっくり立ち上がり台所に行き冷蔵庫を開ける。
…卵、ひき肉、玉ねぎ、
……オムレツにするか？
いやオムライスか？
玉ねぎをみじん切りにして作っていく
あ、そういえば野菜カットしてあるのあったから
サラダもできるな
1人黙々と作っているとドアが開き寝ぼけた感じの彼がやってきた。
「…おはよう」
「おはようございます。
もうお昼ですよ」
「まじか
だけどよく寝れた」
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
