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結果、数人の女性と男性とで海に行った。
…海ってなんで人多いんだろう。
荷物番の時間になったのでポツンっと1人で座っている。
皆、はしゃいでるなぁ
…先輩、可愛い水着だ。
上からシャツを着てボーと眺めていると見知らぬ男性二人組が私の傍に来た。
「お姉さん暇？」
「ねぇ、あっちにさ屋台あるけど行きませんか？」
「……あの、大丈夫です」
「えぇ、良いじゃん。
夏の思い出として、ね？」
結構ですと言っても引き下がらない2人
多分1人で荷物番してるからだよな
どうしよう
困っていると2人組みの後ろから「あちぃ」と言いながら誰かがやって来て私の横にあった荷物からペットボトルを手に取っていた。
「あちぃな」
「…暑い……ですね。」
「あんた、反応鈍っ
え？熱中症？」
少ししゃがんで私の頬にペチッと触れてきた。
「え？無視すか？」
「ちょっと、お兄さん俺ら今ナンパしてるんだけど」
「え？ナンパ？
お前ら見て分からない？」
少し怒った口調の渡辺さんは2人組の方を見て言う。
それを見た2人は「帰ろうぜ」と言って離れていった。
離れていく2人の後ろ姿を見ながらチラッと渡辺さんの方を見ると耳たぶをグッと引っ張られた。
「、痛い！」
「お前、でかい声出して抵抗するとか
俺らの所に走ってくるとか
逃げろよ！馬鹿」
「っ、馬鹿は酷いですよ。」
「いいや、酷くない」
「助ける気なかったくせに」
「は？あったけど？
あんたが困ってたから俺帰ってきたんじゃん」
こんな所に来ても喧嘩する。
今回は彼が正しい
声を出すこともできなかったし
ムッと彼の方を見ると彼は上に着ていたパーカーを脱いで私の肩にかけてきた。
「男もん持ってたらナンパはされないでしょ」
少しだけ大きいパーカー
彼の方を見るが彼は何も言わずに離れて行こうとした。
お礼を伝えないと
手を伸ばして彼の手を掴むと彼は私の方を見てきた。
「ご、ごめんなさい
ありがとうございます」
そう言葉に出すと彼は数回瞬きをして私の方にしゃがみこんできた
「……あんた、 あとどのくらいで荷物番終わんの？」
「あと、10分ですかね」
「じゃあ、その10分俺に頂戴」
「え？」
どういう意味だと思った瞬間彼は私の指に指を絡めてきた。
…なんか、……なんかさ
「、それ嫌です」
「ん？」
「指…」
「……俺は好き」
そう小さく呟いて私の指をキュッと強く握った。
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
