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あれから数日が経った。
1人でカチャカチャとパソコンのキーボードに触れて文字を打つ。
新しく入社する人はどんなパンフレットなら目をひいて
どんな内容なら入ろうと思うかな。
もっと分かりやすく
もっと引き込まれて
一つの案が出来てやっと肩の力を抜いた時には夜の7時を回っていた。
…残業
しかも、集中しすぎて隣が居ないことも気づいていない。
これは、確かに渡辺さんが言っていた通りだなと思いふぅっとため息を着く。
…帰ろう
ちゃんと帰ってお風呂はいってご飯食べて寝て
ゆっくり休まないと
バッグの中に荷物を入れていると警備員の人がドアを開けた。
「お疲れ様です。
まだ、残られていたんですか！？」
「あ、お疲れ様です。
すみません。今から帰るので」
警備員の人にもご迷惑をかけるとは
パソコンの電源を切り
急いで机の上を綺麗にしているとまた違う足音が聞こえた。
「は？！まだ帰ってなかったのかよ」
「？え」
「あれ！渡辺さんじゃないですか。お疲れ様です」
「お疲れ様です。
家に戻ってから来たけどほんと世話のかかる奴」
ラフな格好の渡辺さんが私の傍に来てバッグを手に持っていた。
部屋着か？並にラフだな。
しかも、サンダルだし足もと
「この子、直ぐに帰らすんで今のうちに見回りしてていいですよ。
その間に引っ張り出すんで」
「渡辺さんの部下なんですか？」
「まぁ、直属の部下なんで。
ほんと、すんません。
後できつーく言っとくんで」
きつーくという言葉に驚き彼の方を見ると警備員さんは笑い通路の方に戻ろうとした。
「そんなにきつく言わなくても彼女凄く反省してますよ。
では、お疲れ様でしたー」
歩いていく警備員さんを見てチラッと彼を見るとドアの方を見たままだった。
…バッグ
黙ってゆっくりバッグに触れると彼は私の方を見てペチッとおでこを叩いてきた。
「いたっ」
「お前、突っ走るな。
休み休みやれって言っただろ」
「…でも、終わりました」
「そんな目赤くして、ご飯も食べずにして。
お前倒れるぞ」
「……でも、」
「でもじゃねぇよ。
何？言いたいことあるなら俺の目見て言って」
怒ってるよ
少しだけ申し訳ない気持ちになり数歩下がると両頬をガシッと片手で掴まれた。
「逃げんな」
「……大仕事ですから」
「あんたね」
「それに、私は貴方の直属の部下です。
部下の私がしっかりしたら、上司の貴方はもっと信頼されますよね
…貴方の役に立ちたいです」
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
