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さっき
ずっと考えて私は彼から離れなきゃいけないと思った。
けど好きだから
『貴方に相応しい人になります』って言ったのに
言い終わった途端キスされて
お付き合いしたいですと言われて
これ夢なのかな
驚いて言葉も出ないでいると彼は私のシャツに手をかけて少しだけ脱がせた。
「、まって」
「ん？」
「…下着可愛くないので」
「可愛いよ？」
「、岩本さん？」
「まぁ、最後まではしない。
もう少しねお互いの事を知ってからの方が安心するし」
でも鎖骨や腰に触れる手は止めない
え、どういうこと
頬に触れてきた手に触れようと手を伸ばすとその手を掴まれた。
「何処までするか知りたい？」
「…はい」
「Aがもう無理って所まで」
「、っあの！」
その途端シャツの中に手が入ってきて背中を撫でる。
この人やっぱり意地悪だ。
少しして目を開けると毛布がかけられていて乱れていた服ももとに戻っていた。
…服は脱がされなかったけどまさかこうなるとは思わなかった。
体を起こしてみると机の方から「おっ」と声が聞こえた。
顔を上げてみると椅子に座って携帯を手に持った岩本さんがいた。
今何時なんだろう
「おはよう」
そう言って私の所に来た岩本さんはベッドに腰かけて私の髪に触った。
「今夕方だよ」
夕方？！
寝すぎてる
直ぐに起きようとベッドから出ると岩本さんの携帯がなった。
「…あ、どうぞ」
音を立てないように少し離れると岩本さんは携帯に触れて電話に出ていた。
電話の内容がかすかに聞こえるけど
専務が機嫌が悪いや
営業の部長も混ぜてどう岩本さんを説得するか話し合ってるよという内容だった。
声的に向井さんかもな
「康二、俺そのお見合い受ける気ないんだけどぉ」
『いや、そう言っても
あ、俺は味方ですよ』
「うん。ありがとう」
ニエベ会社の人とは何度か打ち合わせしたことあるけど
そこのお嬢様にお会いしたことはないな。
昔から繋がりがある会社だからこそこういう話は断れないんだろうな。
スーツのジャケットに腕を通して考える。
…果たして私でいいのだろうか
好きだから離れたくないけど
好きだから離れることもあるのかな
「電話終わったけどいいかな？」
「、はい」
後ろから話しかけられたので振り返ると肩に触れて私を抱きしめた。
何も言わないけど凄く落ち着く
そして私は岩本さんの背中に触れてポンポンっと撫でた。
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ハル春(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。更新が1ヶ月近くなく待たせてしまいすみません。ようやく話も形になってきたので続編が完成しました！素敵な話になるようこれからも頑張っていきますね！ (2022年5月28日 8時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 名前さん» コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいすみません。照れてしまいました。私はまだまだ自分の書き方は駄目だと思っているので日々精進しかないなと思っていますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。これからも頑張っていきますね (2022年5月28日 8時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - くみさん» コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいすみません。早く気づいて！となんかハラハラしますよね。彼ら二人が幸せになるよう頑張って更新していきますね。 (2022年5月28日 7時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - orzさん» コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいすみません。お金で買えるもの買えないものあるんだぞ！って言いたくなりますよね笑。書きながら思う時あります。これからも更新頑張っていきますね。 (2022年5月28日 7時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいすみません。主人公さんがあまりにも悲しいと書きながら思ってしまいます。早く幸せになるよう頑張って更新していきますね！ (2022年5月28日 7時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年10月18日 0時
