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4話 ページ6

〜コアラサイド〜

手当してて目に入ってきたのは刀傷と痣。

刀傷は深いものから浅いものまで様々で、中には古傷もあった。痣も同じ様に古い物から新しい物まで…

この子の置かれていた状況を想像するだけでゾッとする。

手当が終わり、一息ついた所で彼女がガバっと起き上がる。

「…っ!はっ!」

苦しげに息を吐き、胸を押さえている。

「大丈夫!?」

そう声をかけた瞬間、彼女はこちらを見た。その表情は先程の表情とは全く別人だった。

キツくこちらを睨み、警戒しているのが見て分かる。私は警戒を解いてもらおうと話しかける。

「大丈夫、ここにはあなたを傷つける人はいない」

少し、ピリピリとした空気が弱まる。私は掌を差し出し、大丈夫、ともう一度言う。

「あなたを傷つけるくらいなら助けてなんかないわ」

ほら、と私が指さした腕を彼女が見て、やっと警戒が解かれた。

「ほん、と?」

震えた声だった。か細く、弱いそんな声に大きく頷いて

「ええ、あなたを助けたいの。私達を信じて?」

それにやっと頷いた彼女をベットに座らせて話を聞く。

「私はコアラよ。あなたは?」

「私は、A。東の海のある山から拐われたの。そこで売られて、貴族のもとに居た。楽しいことなんて一度も無かったわ。身体見たなら分かるでしょ?」

彼女の言葉に恐る恐る頷く。

「お願い、私を助けるなら東の海に返して」

その言葉に私が口を開く前に別の声が聞こえた。

「その前に、お前には来てもらうところがあるけどな」

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茉夜(プロフ) - 星猫さん» いえいえ、期待に添えずすみませんでした。 (2021年9月10日 22時) (レス) id: 0f7d530f06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - こちらこそすみません。頑張って下さいね!応援しますね! (2021年9月10日 22時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
茉夜(プロフ) - 星猫さん» ポケモンはゲームボーイ時代の物をやっていたのみなので剣盾は名前しか知らないですね…汗イナズマイレブンは1期(あってるかは分かりませんが)を昔アニメで見てたくらいですね。合作するものにもよりますね…申し訳無いのですが合作をした事も無いので…汗 (2021年9月10日 22時) (レス) id: 0f7d530f06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ポケモンの剣盾とイナズマイレブンは知ってます?後、一緒に合作しませんか? (2021年9月10日 22時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
茉夜(プロフ) - 星猫さん» 知ってるアニメですか?そうですね…長くなるので、本編の方に書きますね(^^)そちらを見てみてください! (2021年9月10日 21時) (レス) id: 0f7d530f06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉夜 | 作成日時:2021年6月19日 16時

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