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先程と同じように係に紙を見せると、疑うような顔で私たちを見た。
それに気づいた森本くんは、握っていた私の手を自分の方に引き寄せて肩を抱いた。
「これでいい？」
流石にこの行動に驚いたようで、係は頷いた。
4位。まあ、まずまずかな。
でももし森本くんが助けてくれなかったら私きっとドベだっただろう。
「森本くん、あの、」
「アイスでいいよ。」
「え？」
「俺、シェアするアイスも食べたいんだよね。だから、1本くれたらそれでいいよ。」
きちんと私の目を見て、安心させるように話してくれる森本くんは私と同じ歳のはずなのにいくらか歳上に見えた。
「…ありがとう、森本くん。」
「あ、あとそれ！森本くん、ってやめない？」
「でも、慣れてるし」
「やあだ！たろぴかー、たろぴっぴかー、しんちょすかー、」
「慎太郎くんで。」
「んー、まあいいでしょう！」
競技終了のホイッスルが鳴るまで、私の気を紛らわしてくれるかのように慎太郎くんはずっと話し掛けてくれていた。
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さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
