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どれだけ心が大荒れでも、私の番は回ってくる。
正直やる気なんてのは皆無だけど、ちゃんと参加しないと変に怪しまれちゃう。
大きすぎるピストルの音に少しびっくりしたけど、そのまま走り出す。
私より足の速い子たちが続々と紙を手にしていき、私も一番近くに置いてある紙を手に取った。
そしてそれを開けて驚愕する。
“好きな人”
おいおい神様、あんたやっぱり私にだけ意地悪してない？
そうじゃなかったらどんだけ神に嫌われてんだ。
1着でゴールしたクラスの名前が挙げられ、その他にもどんどん生徒が走っていくところが視界に入る。
…どうしよう、どうしたらいい？
「A！こっち！」
歓声にも負けないほどの大きな声で私を呼ぶ人。
自然とそっちに目が行き、声の主を確認すると大きく手を振って存在をアピールする森本くんの姿が目に入った。
「こっちおいで！」
「森本くん、」
藁にもすがる思いで森本くんの方へ駆け出す。
後ろの方で観戦していた彼は人混みを掻き分け私の傍まで来ると紙を覗いてよし、と呟いた。
そして観客席と仕切られるロープを軽々飛び越え、私の手を握った。
「行くよ。」
「大丈夫。俺、スーパーマンだから。」
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さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
