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「なあ。さっき2人で話してたの聞こえてたんだ
けどさ、お前らが絡まれた奴ってこん中にい
る？」
ちゃっかり俺の隣に座り、仕事を放棄気味の樹が(呼び捨てで呼べって言われた)見せてきた画面。
仮にも仕事中にスマホなんて触っててもいいものかとこーちを見てみるも、彼も真剣に樹の画面を覗き込んでいたので問題ないらしい。
緩すぎじゃないか、ここ。
「…あ、この人。」
某SNSの投稿で、集合写真に写っていたあの人は前と変わらずの姿。
派手と言われる3年生でもこれだけ目立つとは、かなり化粧に力を入れてるんだろう。
「へえ、こいつか。」
「おい、樹。」
「なにぃ？悪いことはなんも考えてねぇよ？」
一瞬、ほんの瞬きをする数秒の間に隣の雰囲気が変わったのが分かった。
そこに含まれていた感情は明らかな怒りで、このヘラヘラして笑う樹が何を考えているかは分からないけど何かをしようとしていることだけはわかった。
「あ、そういや樹って学校でも噂になるくらいモテてるよね！俺聞いたことあるよ？」
「おおー、俺ってばちょっと有名人じゃね？」
「それがいい意味なのかは置いといて、だ
ろ？」
「何その嫌味な言い方。」
それだからお前はモテねえんだよ、と北斗に告げるけど俺は知ってる。
こういう奴がモテるってこと。
「それ言うなら、お前らよりよっぽどジェシー
や慎太郎のがモテるだろうよ。」
「あー、そんな感じする。
実際どうなの？」
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さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
