初めましてとケーキ ページ25
side Jesse
「ジェシー、今日部活無くなったって！」
「え、まじぃ？！」
部活が嫌いなわけじゃない。
けど、だるいなーなんて思う日は誰にでもあると思う。
今日がたまたまその日で、部活無くならないかなってぼんやり思っていたときに慎太郎からのそんな言葉が。
「これ！」
見せられたスマホ画面には、確かに顧問からの連絡が入っていた。
「どっか行こうぜ、放課後！」
「いいねえ！行っちゃう？」
「行っちゃおー！」
久しぶりに慎太郎と遊ぶこともあり、浮かれすぎて授業中に注意されたのは俺も慎太郎も同じらしかった。
「どこ行く？」
「んー、駅前のカフェはいっぱいだろうしなぁ。」
「じゃあさ、どっか探そう！探検しようぜ！」
スクールバックをリュックのようにして背負い、前を楽しそうに歩く慎太郎がとても同じ歳には見えない。
いまはこんな風だけど、なんだかんだ1番頼りになるのはいつだって慎太郎だった。
ダメなものはダメ、嫌なものは嫌。
なんでもはっきり言う慎太郎に助けられたのは1回じゃない。
「…あ、ジェシー！ここいいじゃん！」
慎太郎が指さした看板には、
『Cafe SixTONES』
と書かれている。
「しっくす、とーんず…？」
「でもここだけ小文字だよ？」
なんて読むんだろう、と立ち止まって考える俺たち。
「それ、ストーンズって読むんだよ。
カッコイイでしょ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
