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そして遂に、これまでの謎が解ける出来事が起こった。
今思えば、数ヶ月前から伏線は張ってあったのだ。
どうしてこれが思いつかなかったんだろう。
…いや、それだけは絶対にあってほしくないと、頭が勝手にそこへ辿り着くことを拒否していたのかもしれない。
「あっ!!」
「…え?ちょっと待っていのちゃん…」
それは雑誌の撮影をしていた時のこと。
集合写真で伊野尾ちゃんは大ちゃんと隣だった。
もっとくっついてくださいと言われ、大ちゃんが伊野尾ちゃんの腰に手を回したところを伊野尾ちゃんがそれを振り払って拒絶したのだ。
俺はその一部始終を見ていた。
メンバーもカメラマンさんも他のスタッフさんもどうかしたのかと不思議そうに伊野尾ちゃんと大ちゃんを見ている。
伊野尾ちゃんは気まずそうに、大ちゃんは何か言いたげな表情を浮かべて伊野尾ちゃんのことを見つめていた。
それでも撮影はしないといけないので2人はすぐにまたカメラの方を向いて撮影が再開された。
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JUMP の虜♪ - すっごく面白いお話ですね!続き楽しみにしてますo(^o^)o (2019年1月2日 21時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - ハルさん» 全然です!!!!ハルさんのペースで大丈夫ですので楽しみにまってます(´∀`) (2018年12月15日 0時) (レス) id: 0f9f59db2d (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - あすかさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!(;_;) しばらく更新停滞してしまっていますが、ちまちまと続きは書いているので近いうちに仕上げてアップできたらと思っています。お待たせしてしまい申し訳ないです… (2018年12月14日 23時) (レス) id: 63d9467158 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - とても惹き付けられるお話で楽しんで読ませていただいています!大変だと思いますが、応援してます!! (2018年12月10日 0時) (レス) id: 0f9f59db2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2018年4月4日 0時