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俺はその時の少しおかしな伊野尾ちゃんの様子を特段気にすることもなく相変わらずの平和な日々を過ごしていった。
雄也が会いに来ないことが悲しいだけだと本当に思っていたし、伊野尾ちゃんはその後いつも通りに戻っていたからだ。



メンバー全員での仕事の日、俺は空いた時間に通販サイトでベビーベッドを見ていた。

ベビーベッドだけでもこんなに色んなものがあるんだなぁ…帰ったら伊野尾ちゃんとも相談しないと。


「…ベビーベッド?」


夢中になって見ていると後ろから雄也が画面を覗き込んできて思わずビクッとしてしまった。


「うわ、ビックリした〜!雄也か…」

「それ、伊野尾くんの子ども用?」

「え?うん。そりゃ…」


それ以外なくね?
なんでわざわざそんなことを聞くのか不思議でじっと雄也を見つめていると突然腕を掴まれ「ちょっと来て」と人の少ない場所まで連れて行かれた。


「なに、雄也どうしたの?」

「…山田って伊野尾くんのこと好きなんだっけ」

「あ…そっか、みんなにはバレてるんだっけ…。恥ずかしいけどその通りだよ」


一瞬驚いたが、先日の圭人との会話を思い出して素直に頷いた。


「じゃあ、お腹の子は…」

「俺との子じゃないよ。それ圭人にも聞かれたけど」

「…でもいずれはそうなろうとしてるんだろ。そうじゃなきゃベビーベッドまでお前が選ぶ理由がない」

「ま、まぁ…伊野尾ちゃんさえよければ…そうなりたいなー…なんて…」


照れを隠しきれず頬を掻きながら答える。
きっとからかわれるんだろうなーと思っていたが、次に雄也の口から出た言葉は俺の想像とは全く違った。


「やめといたほうがいいよ。そんなの」

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JUMP の虜♪ - すっごく面白いお話ですね!続き楽しみにしてますo(^o^)o (2019年1月2日 21時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - ハルさん» 全然です!!!!ハルさんのペースで大丈夫ですので楽しみにまってます(´∀`) (2018年12月15日 0時) (レス) id: 0f9f59db2d (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - あすかさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!(;_;) しばらく更新停滞してしまっていますが、ちまちまと続きは書いているので近いうちに仕上げてアップできたらと思っています。お待たせしてしまい申し訳ないです… (2018年12月14日 23時) (レス) id: 63d9467158 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - とても惹き付けられるお話で楽しんで読ませていただいています!大変だと思いますが、応援してます!! (2018年12月10日 0時) (レス) id: 0f9f59db2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2018年4月4日 0時

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