キミにこの愛を捧げる～Yuta Kishi～ (ページ9)

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それから廉と付き合ってることは学校中に知れ渡った

、、仮だけど

廉はモテるからあんまり良くないと思ってる子も多くて

"放課後屋上来てくんない？"

今日も呼び出しされた

隣のクラスのかおりさんとその取り巻きたち

"行かないなんて言わせないわよ"

そこは行かない。と言えずにうなずいた

廉「A～一緒に帰ろ～」

「あ、ゴメン、用事あって、先帰ってて？」

廉「待っとらんくてええ？」

「うん、長引きそうだし」

廉「、、分かった。ほな明日な～」

廉と別れるとかおりさんが、手招きしてる

はぁー、廉が好きなら言えばいいのに

「ねえ、廉くんと別れてよ」

付き合ってるフリなんて口が裂けてもいえない

「、、嫌、」

か「別れてくれないならこれ、どーなっても知らないよ？」

かおりさんが、出したのは昔、廉からもらったお揃いのくまのストラップ

かばんにつけといたのに朝、なくなってたから困ってたんだよね

すると、くまが地面に叩きつけられた

「っ、！やめてよっっ！」

か「別れてよっ！私の方が好きなのにっっ！」

かおりさんが殴ろうとしてきて

目を瞑った瞬間

"おいっ！やめろっ"

と、声がした