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先輩×後輩 ▼ ページ29

「疲れたぁ〜..」


ボフっとベットに倒れ込む俺


なんでこんなに、のんびり出来るかと言うと…

俺実は一人部屋なんだよね

クラスの人数とか学年の人数とかで余ったのが俺ってことで強制的に一人部屋


別に寂しくなんかねぇーし!


だって、俺は佐木が…って居ないんだった…


「あああ…佐木ぃぃ」


上の階や下の階、両隣に聞こえるかぐらいの大きさで叫んでやった。


ふと、時計をみると、時計は夕方の5時を指していて


「確か1時間時差があるから…向こうは夕方の6時か…」


俺は携帯をとり、無意識に佐木との通話の画面を開いていた


「っ、だめだめだ、だめだぞ俺。」



俺からは絶対に電話なんかしないんだからな…

佐木に寂しくさせる修学旅行なんだから俺からは絶対かけないって決めたし!


俺は携帯をベットに放り投げ

気を紛らわすために、みゆき達の部屋へと向かった


「みゆき〜」


俺は何も考えずに普通に、ノックもせずにドアを開けると


「っ、は、はじめちゃんのばかっ!!」

「え…あご、ごめん!」


俺は慌ててドアを閉めた


そっか、今日はみゆきだけじゃないもんなぁ


しょうがないから部屋に戻ってゲームでもしようかと使わないと決めた携帯の電源をつけると


「佐木ぃぃぃ!?」


ほんの数分前に佐木からの着信が来ていた


俺はニヤケながら急いで折り返しの電話をすると



「ただいま電話に出ることがでにません...」


佐木が電話に出れないことを伝えるお姉さんの声


「ちぇ…なんだよー。」


佐木の馬鹿野郎


あのクルクル野郎!



「はじめちゃーん」


ノックの音と共に聞こえたみゆきの声



「んだよー」

ドアを開けずに返事をすると


「晩御飯だって、私先行っとくからねー」


そう言って遠のいていくみゆきの足音


「あーもー、、ほんっとにほんっとに知らねぇーからな」


むしゃくしゃした気持ちを携帯にぶつけ、また携帯を放り投げて部屋を出た

先輩×後輩 ▽→←先輩×後輩 ▼ リクエスト



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ふぇありーたん(プロフ) - 何度見てもドS×つんでれと教師×教師の受け具合が神すぎる (2019年7月20日 18時) (レス) id: ecc9f11b7e (このIDを非表示/違反報告)
あおくん(プロフ) - orangeさん» 遅くなって申し訳ありません...移行先にて書かせて頂きました (2017年11月19日 20時) (レス) id: 1005e08020 (このIDを非表示/違反報告)
あおくん(プロフ) - うみ春さん» 移行先にて書かせて頂きました!遅くなりすみません!また機会があればリクエストよろしくお願いします! (2017年11月3日 21時) (レス) id: 1005e08020 (このIDを非表示/違反報告)
あおくん(プロフ) - 能知さん» 遅くなりすみません!移行先にて書かせて頂きました!またリクエストよろしくお願いします! (2017年11月3日 15時) (レス) id: 1005e08020 (このIDを非表示/違反報告)
あおくん(プロフ) - すいみどりさん» リクエスト遅くなりすみません!移行先の方で書かせて頂きました!またリクエストよろしくお願いします! (2017年11月3日 14時) (レス) id: 1005e08020 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおくん | 作成日時:2017年9月16日 16時

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