お隣さん。【JK】

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サ「Aー！おはよー！」





「おはようサラ！昨日は門限間に合った？」





サ「おかげさまで…
Aは帰り道大丈夫だった？」





「うん！

…あとお隣さんがイケメンなことが判明した。」





サ「え！なにそれいいじゃん！いくつくらいの人？」





「同じくらいかな？いや、大学生かもしれないけど、ジャージだったから分からないな。」





サ「恋しちゃったりして〜」





「いや、多分それはないよ！(笑)」





またまた〜とか言ってるサラさん。





席について支度をしているとチャイムが鳴る。





____________やけに開けた視界。





いやいやいや昨日勉学に努めるってみんなの前で行った人が1日目から遅刻しますか。





結局、前髪くんは丸一日学校に来なかった。





今日の日程はオリエンテーションが主で、





たくさん友達もできたし、このクラスで楽しくやっていけそう。





こんな日に休むだなんて、





もはや人と関わる気ないのか？





オリエンテーションやる時間も勉強とか？





まあ、どうでもいいけどさ。





電車の中でふと昨日の手紙を取り出す。





「…ナヨン 先輩。」





小中と同じヒップホップのダンススクールに通ってた大好きなナヨン先輩からの手紙。





わたしはナヨン 先輩を追いかけてこの高校に来た。





入っていたのは手紙、と、一枚のチラシ。





"よかったら来て！"と書かれた付箋が貼ってある。





「ダンス部新入生歓迎公演」の文字。





「…っこれ、明日だ。」





高校は帰宅部の予定だったけど、





見たらやりたくなっちゃうのかな、





でも見たい、ナヨン先輩のダンスする姿。





サラ誘って行ってみようかな。

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