お隣さん。【JK】

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ナヨンオンニが練習再開して





私は隅っこで座って見学。





人のレッスンしてるの見てるのは昔から好きだ。






…でも





グクを目で追ってる自分がいること





気づいたけど気づいてないことにした、自分の中で。





JM「…はは、きっちぃ〜この曲。」





TH「でも楽しい！！な、ジョングガ！」





JK「いやいやヒョン元気すぎ(笑)」





ふう…と下を向いて一息ついたグクが





クルッと顔をこっちに向ける。





やばい…と思った頃にはもう手遅れ。





バッチリ目が合った。





咄嗟に私はぱっと逸らして他の人に目線をやる。





「はぁ…」




…なに意識してんだろ。





JK「おい。」





「…わ っ…」





声のした右耳の方に





咄嗟に勢いよく顔を向ける。





「…………あ。」





10センチもない





グクの顔との距離。





もう前髪と前髪が





触れてしまいそう。





…なに





……いつの間に横に来てしゃがんでたの。





至近距離で合わさる視線は





自分ではどうすることもできなくて





また捕まえられたように





私は固まってしまう。

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