463 ページ14
A「今すぐ全部脱いで。それと、まだ出れないから。」
紫耀「…えっ？するの？もー、Aったらー。」
ニヤニヤしながら、ニットを脱ごうとしている。
勘違いしてるな…
A「する訳ないでしょ！」
紫耀「えー！無理！その気になったのにー。どうするんよー、これ…。」
知らないよ…。
ベッドの上でジタバタしている紫耀を横目に、部屋の隅に用意していた紙袋を取りに行く。
紙袋の中から、次々と出してベッドに並べていく。
紫耀が枕に顔を埋めて、やり過ごしているその横に、野村監督コーデが出来上がった。
A「ねぇ、ねぇ、横見て？…アハハハ！それに着替えてね。」
紫耀「えっ？ウワッ！！ビックリした…」
横に野村監督が添い寝してるかのような光景に、本気でビビってる。
顔を洗って、リビングへ行くと、野村監督コーデに身を包んだ平野紫耀が立っていた。
紫耀「どう？」
ターンをして、全身見せてくれた。
A「アハハハ！全然、平野紫耀！！アハハハ！ダメじゃん！」
紫耀「えー…。どうしよう。」
A「やっぱり、髪なんじゃない？そんな髪色のおじさんいないもん。肌もピチピチだし。ハンチングじゃ隠せてないね。笑」
紫耀「そっかー。ねぇ、Aも早くサッチーに着替えてみてよ！」
A「分かった！待ってて？」
寝室に行き、サッチーに変身した。
うん！私は完璧！
A「お待たせしたかしら？オホホホ。」
無駄にポーズを取って、登場した。
紫耀「うぉー！おばさん！！絶対にAってバレないね！」
A「そうざましょ？オホホホ。」
紫耀「いいなぁー。あっ、ねぇ、そのカツラ貸して？」
A「えー…。サッチーじゃなくなっちゃうじゃん…。」
サッチーには、大事なアイテム。
紫耀「別にサッチーじゃ無くてもいいんじゃない？」
A「…確かに。」
カツラを紫耀に被らせる。
A「おぉー！！平野紫耀感が消えた！」
しょうがない…。譲るか…。
私は、…つばが広い女優帽にするか。
紫耀「マジで？」
姿見で確認しに行った。
紫耀「おぉー！！俺じゃない！」
また戻って来て、
紫耀「完成！！」
A「うん！完璧！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月8日 12時
