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久しぶり ページ45

岸君を送り届けて、
1度マンションへ帰り着替えを済ませると、
約束の場所へ。
昼間、久しぶりに瞳ちゃんへ連絡して、
夕飯へ誘った。
私があまりお店に詳しくないから、
瞳ちゃんが予約してくれたお店へ。

お店へ着くと、
お洒落な雰囲気のお店。
やっぱり瞳ちゃんにお店決めてもらって良かったな。
お店に入ると、
個室へ案内された。
ドアを開けると、

瞳「あっ、Aさーん!」

A「ごめんなさい、待った?」

瞳「全然。それより、会いたかったー!Aさん。」

そう言って、
今日も可愛い瞳ちゃんが抱き付いてきた。

A「フフ。私も会いたかったよ。ごめんね?連絡貰うだけで、中々時間取れなくて。」

誘ってくれた時には、
いつも都合が悪く、
何度も断っていた。
仕事で遅くなる時もあったけど、
紫耀が早く終わる日なんかは、
紫耀に気を使って紫耀を優先してたりしてた。
ごめんね、瞳ちゃん。

瞳「いいんですよ、そんな事。こうやって、今日誘ってくれたし。」

A「ありがとう。」

向かい合って座り、
お酒や料理をたくさん食べて飲んで、
久しぶりに会ったから、
沢山話しをした。

A「ねぇ?聞いていい?瞳ちゃん、彼とはどうなの?」

瞳「うーん。そうですね、変わりないですよ。でも、今はもう落ち着いて来たっていうか、んー、穏やか?そんな感じです。」

A「穏やかか…。いい響き。」

紫耀と私は、
穏やかな恋愛とは言えないな…
そもそも、
穏やかな時ってあったかな…

瞳「Aさん?…何かあったんでしょ?」

可愛く怒りながらそんな事を言う瞳ちゃんが可愛い。

A「フフ。」

瞳「私分かってるんですからね?」

A「瞳ちゃんには隠せないな。」

瞳「当たり前じゃないですか!彼と何があったんですか?話して下さい。まぁ、物凄くAさん贔屓になりますけど、聞きますから。」

A「フフ。ありがとう瞳ちゃん。うーん…、どうなのかな…、上手く言えないんだけど、今の現状としては、上手くいってないの。こんな私にきっと彼は疲れてるんだろうなって…。私の何倍も愛情表現してくれる彼に、私も同じくらい愛してるって上手く伝わらないのよ。それが、彼を不安にさせてるって分かってても、上手く伝わらなくて…。そのくせ、彼の仕事を理解してるフリして、ヤキモチ妬いて、自信無くしたり、距離取っちゃったり…。そんな不安定な私の行動に彼は呆れてるんだと思う。」

彼の職業→←紫耀side 死んじゃいます



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作者名:ひろみ | 作成日時:2019年11月24日 0時

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