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別れを惜しむ? ページ5
私が登った台には鎖を固定する何かと
刀があった
キラキラと光る刀はとても綺麗だ
硝子なのか?
それともただの刀なのか?
形は刀なのに色は透き通った硝子のようだった
そこへ膝をつく
憎き顔が笑っている
私の死に様をみて笑っている
あぁ憎たらしい
歯軋りをした
「言い残すことは」
『は?』
言い残すこと?
巫山戯んな
とっととお前らが死ね糞野郎
『そうだな死ね』
「死ぬのはお前だ」
首に刀が振り下ろされた
私は盛大にわらった
でも痛みはこなくて
死ぬってのは痛くないのか?
とまで思った
焦った首斬りの顔がみえる
なんだ?
何故焦って…
『っ』
目の前で血しぶきが上がっていく
逃げるようにして流れる憎き顔
『ふっふふあはははははは!』
ついつい笑ってしまった
余裕そうな笑が消えていくのにスッキリした
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作者名:檸檬 | 作成日時:2019年9月5日 0時