Stay that way きみとしんご1 ページ6
仕事終わり、おーくらとマルのとこに信五を迎えに寄る。
ついこの間越してきたヤツらの部屋に
俺らはよくお邪魔するようになった。
『マンション内二世帯同居』
そう言って笑ってたヤスとどっくんも
｢俺らはスープの冷めない距離がええから｣
って近々近所に越してくるらしい。
信五は淋しがりやし世話焼きが好きやから
俺が帰れない日なんかはメンバーが
そばにいてくれんのはホンマにありがたい。
やつらの部屋のドアホン、ピンポンすると
｢はーい｣
って聞き慣れた甘い声。
トタトタと足音がしてドアがあく。
｢ゆうちん、おかえりなさい。お疲れさま｣
嫁より先にマルのお出迎え。
ふにっとした笑顔。ホンマ、かわいいヤツ。
｢ただいま、マル｣
｢ご飯は？今日お鍋やったん。
お雑炊食べる？それともおうどんしようか？｣
｢今日はええわぁ。食べるロケやってん｣
｢そか、じゃぁビールにする？｣
｢ありがと。そない気ぃ使わんでええで｣
ええの、ええのって
キッチンに引っ込んでいくマル。
リビングへ進むと信五の肩揉むおーくらの姿。
｢おかえり、きみ。
出迎えできんでごめんな。おつかれさん｣
｢よかーまくん、おかえり｣
親子か。
｢ただいま。仲ええなぁ、お前ら｣
｢雛ちゃんの肩、ゴリッゴリやで｣
｢たつ、マッサージ上手いでぇ。
ありがとな。肩軽くなった｣
グルグルと肩回して、あー気持ちいいってニカニカしてる。
コート脱いでソファに座ると
マルがタイミング良く缶ビールと軽いつまみを
トレーに乗せて運んできた。
健気よなぁ。
｢はい、どうぞ｣
なんやこれ。実家ってこんな感じなんやろか。
ケラケラ笑いあって暖かくて。
なんやこれ。涙出そうになるやないか。
ひとりじんわりきてる俺を見守る信五の目。
俺幸せやんなぁ。
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cayochi(プロフ) - ウメちゃんさん» こちらこそよろしくおねがいいたします(^_^)v (2019年3月19日 6時) (
レス) id: e43f968c2a (このIDを非表示/違反報告)
ウメちゃん(プロフ) - またこれからも楽しみにしています(*´∇｀*) (2019年3月18日 23時) (レス) id: 222b67b008 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - ウメちゃんさん» ありがとうございます。きみたかさんと信五さんは大人の色気で書いて見たくて。おふたりも他のカップルと同じくらいフレッシュなんだけど落ち着いたお付き合いというか。夫婦ならでは、になると良いなぁと思っております！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: 42bd12e124 (このIDを非表示/違反報告)
ウメちゃん(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでいます！やはり、きみとしんごは素敵ですね(*´∇｀*)大人の色気がすごくて…丸ちゃんがよくやる『あ〜イイッ』って感じです(笑) (2019年3月16日 16時) (レス) id: 222b67b008 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - kkoyanagiさん» いつもコメントありがとうございます。忠義さんと隆平さんてば、いつでもどこでも通じあってるのね〜、なんて動物かぶりを見て思っちゃいました！あんな偶然愛し合ってるとしか思えない(笑)脳内と現実がごちゃ混ぜになってまーす！ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 42bd12e124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cayochi
| 作成日時：2019年2月15日 10時
