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「先輩が金玉の悪魔に玉を襲われました。」
「ふっ…」
「ウソです…コイツの嘘です…」
分かってはいたけどやっぱりこの苦し紛れの言い訳が面白いんだよな。
「ふーん。で、どう？仲良くできそう？」
「全っ然」
「こいつクズですよ…」
「えーそう？すごく仲良さそうだけどな〜」
私がからかうように言うとアキとデンジからきっと睨まれた。余計なこと言うんじゃねえと言いたげな顔で。
「私も思うな。仲良くできそうでよかった。デンジ君は早川君の部隊に入ってもらう。」
「ぶたい？」
「…このチンピラがですか？！ウチはただでさえめんどくさいのが多いんですよ！？これ以上変なヤツが増えたら…」
「部隊を作ったときに言ったよね。他じゃ見ないような実験的な体制で動かしてみるって。」
ぐうの音も出ない様子だった。実験的ねえ。いったいどんな意図があって作ったんだろうか。
「…こいつら何者なんですか？」
ん？今こいつらって言った？え、私も含まれてんの？ウケる。未来を知ってるただのしがない一般人ですよー。未来知ってる時点で一般人からは外れてるか。
「デンジ君は人間だけど悪魔になる事ができるんだ。」
「どうだ！すげえだろ！」
「……マジの話ですか？そういうの噂半分でしか聞いたことありませんけど。」
「デンジ君は特別なの。だから特別な対応で扱うことになりました。公安を辞職したり違反行動があった場合デンジ君は悪魔として処分されます。」
「それって……どういう事？」
「死ぬまで一緒に働こうって事」
私、すごく空気になりがちだよね。自己紹介に使えそう。新人歓迎会の時に言おうかな。特技は空気になる事ですって。天才じゃん、私。
「Aちゃんはいたって普通の一般人だよ。だけどAちゃんは部隊には所属せずにバディも固定しない、いわゆるフリーになってもらいます。」
「…一般人からのフリーの流れが理解できないんだけど。」
「やってみればわかるよ。明日も私と行動して貰うから、よろしくね。」
今日はその話で解散となった。マキマちゃんに私の家は？と聞くとどうやらマンションを借りたらしい。お金は出世払いでいいって。私に期待しすぎじゃね？バディだって一人でも大丈夫って認識したんでしょ？この世界の私の株どうなってんの
マキマちゃんに言われたマンションに入ると想像以上に広かった。
「スペース、有り余るんですけど…」
もともと食料や衣服は入っていて、今日はパンを食べてお風呂に入るとすぐに眠気が襲ってきて寝てしまった。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
