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アキは私が何をしようとしているのか分かったらしく、まて!っと声を振り絞って止めようとしていた。


「そうだ。私帰ったら唐揚げ食べたいなあ。」


それだけ言って、私とデンジは悪魔の中に飛び込んだ。

私たちが口の中に入るとガチっと口が閉じた。でもチェンソーマンとなってデンジは悪魔の口を引き裂いた。

私はデンジに背中を預けながら狼の悪魔と刀を駆使して戦っていく。

悪魔は叫び続けている。私はデンジと違ってただの一般人だから、悪魔に捕まったら即死だ。

逆にデンジは腕を引き裂かれようが胸のロープを引けばすべて完治する。


「昔よりずっと弱くなってる!!哀れ!!チェンソー!!」


チェンソーに気を取られてこっちがぐちゃぐちゃになっていることに気が付かないらしい。ひどいぞ。ここ。

デンジはデンジで悪魔の血を飲んで回復してる。でも、べちゃっと倒れてしまった。


「ばーか。まだおねんねの時間じゃないよ。」


そういいながら私はデンジの胸のロープを勢いよく引っ張った。


「ひらめたいたぜ〜…テメエが俺に切られて血ィ流して!俺がテメエの血ィ飲んで回復…!永久機関が完成しちまったなアア〜!!これでノーベル賞は俺んモンだぜ〜!!」


悪魔はいやだいやだと叫んでいる。

狼と私のコンビネーションが決まると悪魔は攻撃してこようとするがそこをすかさずデンジがカバーに入る。





「これが私の急所です……すいませんでした………私の心臓です……早く殺してください……もう痛いの無理…」

「も〜終わるのかあ!?プール入ってるみてえで気持ちよかったのによお!!」

「…いや、もういいから、早く殺してよ…こっちは眠いわ腹減ってるわで限界なの……」


最後はざすっとデンジが殺した。

悪魔を倒すとふっと、見覚えのある廊下に戻った。

もう無理、ああ、今すぐ倒れたい……がちで死ぬ……擦り傷と打撲で済んだの普通にすごすぎ。ほめてくれ…




ウィーンと自動ドアが開いた。

外は明るく今すぐ寝たかった。でも多分私が倒れても運ぶ人足りないから、病院までの辛抱だ。


「ね……言った…でしょ?絶対出られるって………」

「はわわわ!も、もう喋らなくていいです!」


ガッスガスの声でコベニちゃんに話しかけるとすごく心配された。

姫野ちゃんが寝ちゃったデンジをおぶりながらみんなに指示を出していた。

デンジめ、先に楽になりやがって。

まあ。一番頑張ったからね。お疲れ様。ヒーロー。

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- 救済…!天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…!?ありがとーございます…! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ!そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます!! (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので!! (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうひ | 作成日時:2022年11月22日 23時

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