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めっちゃいい匂いだし。幸せだなあ。あったかい。
マキマちゃんは何も言わずに抱きしめてくれる。少し力がこもっているがそれが心地よい。
満足したので手を離すと、すごく幸せそうなかおをしたマキマちゃんがいた。
人間らしい。悪魔なのに。ここにいる誰よりも悪魔をしているのに。
「ありがとう。これで当分頑張れそう。」
「私も」
も？藻？え、なに”も”って
私へのご褒美だからマキマちゃんしぶしぶだと思ってたけど案外うれしそうじゃん。
「Aちゃんの隣で書類書いていい？」
「え、でも椅子は一つしかないよ。」
そういうとマキマちゃんはガーっと椅子を持ってきた。
「これで二つだね？」
ずるいなあ。
あとはここだけ。すらすらと文字を書きペンを置いた。
「ん〜！終わったあ！」
大きく伸びをするとお疲れ様と言われた。窓の外を見ると日は完全に落ちていた。
マキマちゃんは結構前に終わっていたのにずっとこちらを眺めていて帰りそうになかったから気まずかった。
「じゃあ、私はこれ提出して帰るから。マキマちゃんも無理せずにね。」
荷物をまとめて、両手で抱え込んだ。マキマちゃんに微笑みながらそういうと、にこっと返してうんと頷いた。
バタンと扉を閉じてオフィスに向かう。
一応失礼しますと言いながら中に入ると、日中とは違う雰囲気が流れておりほとんどの人が死んだ目をしていた。
ブラックすぎる。
「あ、Aさんお疲れ様です。書類預かりますね。」
半ば強引に書類を取られた。よく見ると目の下に隈ができており、心配になる。
「小泉さん。今度ご飯でも行きましょうか。」
「え。いいんですか？」
「はい。たまには休憩が必要でしょう？」
微笑んで食事に誘うとすごく食いついてきた。程よく酔わせて、たくさん寝てもらおう。
定時で帰れる日ができたら教えてくださいと言ってオフィスを出た。
東京本部を出てまっすぐ家に帰った。いつも定時で帰ってるからか暗い家路にビビりながら家に着いた。
いやね。デビルハンターやってるけど悪魔よりも何が怖いって人間だろ？
ほら、私ってかわいいからぁ？変な人に連れていかれたら困っちゃぁうじゃん？ね(圧
いつものように上着を脱ぎすて、着替えとバスタオルを持って脱衣所に向かった。
今日は早く寝たい気分だったので素早く髪、体、顔を洗い流して服を着てドライヤーをかけた。
ベッドに入るとすぐに眠気がやってきてそのまま眠りについた。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
