事務 ページ21
「…Aかよ」
ばっとこちらを見て私だとわかると、がっかりした様子だった。
「なんだよ〜マキマちゃんの方がよかった？」
「ああ。」
「素直かよ…マセガキめ」
「俺はガキじゃねえ！！さほど歳変わんねーだろ！」
「いや、それを言ってる時点でガキだし。私19ですー！立派な大人だっつーの。」
「まじ？見えねえ」
「そうだろそうだろう！！」
「いや、童顔なだけだろ」
おい、デンジそれは禁句だろ。デンジはまたむしゃむしゃとリンゴを食べ始めた。
「デンジはさあ、マキマちゃんのことが好きなの？」
「んだよ、今更。好き。」
「マキマちゃんがとっても悪い悪魔でも？」
「むっちゃ好き。」
「じゃあ、デンジのことを見てなくても？」
「んなことあるわけねえじゃねーか。なんだお前さっきから変な質問ばっかしやがってよォ。もしかして、俺のことが好きなんじゃっ」
そういって、デンジが振り返る前に近くに行った。そしてこっちを振り返ったデンジの唇に人差し指を置いてこういった。
「もし、そうだって言ったらデンジはどうする？」
「っ！…ど、どうって…」
「そういえばデンジはマキマちゃんを諦めてくれる？」
私がそういうとデンジは照れているのが半分、酷く困っているのが半分な顔をして、俺はと言いかけた。
「ううん。ごめんね。冗談」
笑いながらデンジから離れると、今度は安心したような顔をして騙したなあ！！と言っていた。
特に用事はなく無事かどうかを確認しに来ただけと伝えて病室を出た。
あのときのデンジはもしかしたら、冗談じゃないことに気づいていたのかもしれない。でもキミがマキマちゃんから離れてくれれば、キミはマキマちゃんを＿＿ときに傷つかなくて済むかもしれない。
でも確かに両方が幸せになれる道を探すけど、もしもの時はごめんね。
私ってこの世界に来てマキマちゃんに似てきた気がするなあ。
家について、上着をソファの上に投げ捨てた。疲れたなあ。
「よし、めんどくさいけど。今日は湯船に浸かろ〜。」
バスタオル、着替えを持って脱衣所に向かった。そんな時にヴウと携帯が鳴った。
メッセージが届いており、発信源はアキだった。内容はマキマちゃんに今日のことを報告するから、来いのこと。
その後に付け足したようにこれが今日の最後の仕事だと送られてきた。
せっかくお風呂に入ろうと思ったのに…パッと行ってさっさとお風呂入ろ。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
