中王区の可愛いお姫様は狙われる

＊.03 ページ5

youside

中王区から特に行くあてもないまま歩いていたからここがどこか分からなくなった

「…と、とりあえず警察に…えぇっと、スマホの地図アプリがあるんだったそれをみよう」

なるほど…今いる所はイケブクロか

近くのホテルに今日はひとまず泊まろうかな


？「天使だ！」

？「うん！そうだよね、兄ちゃん」

？「やめてください。そんな大声で…」


モブ男「あそこにいる女の子可愛いよな」

モブ男2「話しかけてこようぜ」

(ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…)

モブ男「！？…やっぱりやめておこうぜ…」

モブ男2「あぁ…すげぇ寒気がする」


？「一兄…殺気を出すのはやめてください」

？「そうだな。よしっ、あの子に話しかけてこよう」

？「えぇー！？一兄！」


あ…電池が…切れちゃう

どうしよう。急いで切れる前に


？「何かお困りですか？」

「？…あなたは」

？「俺は山田一郎だ。コイツらは俺の弟で萬屋をやってるんだ」

？「山田二郎」

？「山田三郎と言います」

「私は天城 Aです。皆さんは萬屋をやっているんですね」

一「あぁ、何か困ってる感じがしてな」

「そうなんです、初めてイケブクロに来て…近くのホテルを借りようかと思ってて」

ー「ホテル！？」

三「そこで驚くような事じゃないと思いますけど」

「スマホの電池が切れそうで…それで慌てていたんです」

ー「Aはどんな(ラブ)ホテルがいいんだ？」

「泊まれるならどこでも」

ー「そうか、あそこの((ダメですよ！一兄」

山田さん達が話し合っている

ー「よろしければ俺達の家に」

「いや…それは」

赤の他人がね…上がり込むのもどうかと思うし

迷惑をかけるかもしれない

「きょうは取り敢えず、近くのホテルを取ります、明日良ければ萬屋に行っても」

ー「わかった。連絡先交換しねぇか？」

「良いですよ、これが私の連絡先です」

ー「因みに…スリーサイズは？」

三「一兄！」

「上から…((Aさん((あっ…だ、ダメです」

危ない危ない…危うく言いかけた

あ、そういえばもう1人の弟さん大人しいね


二「(可愛い)」

三「(コイツ…フリーズしてる)」

＊.04→←＊.02

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す