好きならセクハラすな【ヒプマイ】

【37/冬の運動会８】 ページ44

A視線

左「A」

「何っすか」

左「ご褒美はねぇのか？」

「無いです」

銃「ご褒美だなんて…"貴女"で十分ですよ」

「嫌です」

理「次は･･･パン食い競走と言うものだがこれはなんだ？」

「あぁ、それパンを釣って手を使わず口で取ってゴールするやつです」

理「そうなのか」

「えぇ」

今はあんまり見ないけどね

陽が出て少し暖かくなっている、でも寒い

上は良いの。防寒着着てるから下はなんでか着れないから膝掛けで何とか頑張ってるけど

「ひとつ良いですか……あんまりヤラシイ目で見ないでください」

簓「見てへんで」

空「あぁ！」

一「膝掛けが邪魔だなって」

「おいコラ一郎･･･お前」


何やら奥の方が騒がしい

どうしたのかな


「何かあったんですか？」

無「パンが何故か無いのだ」

「あー･･･」

無「仕方ない。この競技はなしにするか」

「！…私に任せてください」

いいこと思いついた

普段からやられてばっかりだから


「理鶯さん！ちょっとこっちに来てください」

理「？」



【パンがこちらの手違いで届かない事がありましたが何とかなりましたので初めます】


一「俺が行くか」

二「いいよ！兄ちゃん、俺が行ってくるよ」

三「…(Aさんと毒島メイソン理鶯が何故一緒に･･･？)」


左「誰が行くんだ」

銃「そうですね･･･」


乱「帝統が行ってきて」

幻「貴方が得意な競技ですよ」

帝「俺に拒否権はねぇんだな」


寂「私が行こうかな」

伊「ここは僕に任せてください」

独「大丈夫なのか…」


簓「俺が行くで」

盧「よろしゅうな」

零「頼んだぜ。リーダー」

簓「え？そこはあれやろ！」


空「おみゃー行ってこい」

十四「えぇー！嫌っす」

獄「Aにカッコイイって言われるんじゃねぇか」

十四「！？…行ってくるっス！」


各自、位置につき走り出す

吊るされた袋を口で取り、食べる

その途端･･･帝統以外のメンバーが倒れた


帝「な、何で倒れてんだ？」

幻「帝統、行くなら今ですよ」

帝「お、おう！」


1位を取ったのは帝統なので

この競技の勝利はFling Posse

みんなして倒れたしもう、勝負にならないから


勘のいい人なら気付いたと思うよ



「理鶯さん、やりましたね！」

理「？…あぁ」

【38/冬の運動会９】→←【36/冬の運動会７】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す