好きならセクハラすな【ヒプマイ】

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A視線

「ヨコハマに行かなきゃ行けないの？嫌なんだけど」

独「仕方ないだろ…取引先がヨコハマにあるんだから…俺も行くから」

「何かあったら守ってください」

独「俺の守りよりもお前自身強そうだから大丈夫だろ」

「私はか弱い女の子です！」

独「前にも言ってな…早く行くぞ」




とうとう、ヨコハマに

きっと彼らと会って連れて行かれて

セクハラされてのオチだろね

フラグ立てても立てなくても起きるから

心決めて進もう



あれ？




あれ？



おかしいな･･･。




独「上手く行ったな…後は帰るぞ」

「は、はい」


起きるはずの事が起きない

え？こんな日もあるの？

いやいや､きっと次があるかもしれない

帰る途中に出くわすという可能性も･･･。


無かった。1度も出会わなかったし見掛けなかった

今日はたまたま運が良かったんだ！

何ていい日なんだろうか

気分がウキウキするよ

仕事もパパッと終わらせ

「さようなら〜！」

ダッシュで会社を出る


「残業しない様にダッシュで帰るAさん」

「凄い…リスペクトするわ！」



今日は気分が良いからすき焼きにでもしよう！

幸せ気分で我が家へ


左「よォ…Aチャン」

銃「おかえりなさい」

理「A！会いたかったぞ」


「失礼しましたー」


DA☆YO☆NE

このまま終わる様な展開じゃないですよね

そうですよね､分かってます


「･･･なんで居るんですか」

左「久々にお前の顔を見に来た」

理「そうだAの為に料理を」

銃「あぁ…り、理鶯！Aが買い物袋持ってますよA何作るつもりだったんだ？」

「すき焼きです」

銃「なら…理鶯に作ってもらいましよう、ね！」

「･･･あ、はい」


銃兎さんの必死さが伝わってくる

分かるよ、その気持ち

帰宅早々彼らが居てショックを受けてんのに

理鶯さんの料理

もうSAN値とHPが削られる


〈もうやめて！Aのライフはゼロよ！〉

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