好きならセクハラすな【ヒプマイ】

【12】 ページ15

A視線

昨日は散々だったしホント見損なった

セクハラしてくると思ったら

あんなことまでするなんて

てか、昨日来るなんて言ってなかったからね

風呂上がって一郎いてダブルでビックリした

一郎が居ることと人の下着持ってたこと


「…何であんな風になったんだろう」

「どしたん？Aちゃん」

「うわぁ…簓さん！？」

簓「Aちゃんに会いたくて来たで」

「･･･何で家に」

簓「合鍵や」

ジャラジャラといっぱいある私の合鍵

「本当に怖いからやめてください」

簓「そんな怖がらんといて〜」

「ひとつ聞きたいんですが」

簓「なんや？」

「他のディビジョンとかにその鍵渡しました？」

簓「そんなことせいへんよ。したら他の奴らにAちゃんが取られてしまうやろ」


じゃ……一郎が持ってるのは自ら作ったのか

いつの間に私の家の鍵を使ったんだろう

アイツ、マジで怖いわ


「簓さんはオオサカからわざわざここに？」

簓「前にも言ったやろ？Aちゃんの為ならどこへでも行くって」

「このまま私の家に泊まっていくんですか」

簓「もちろんやで、だから荷物も持ってきたんや」

「･･･」

キャリーバック･･･何日も泊まる気だな

簓「これからよろしゅうなA」

(ﾓﾐﾓﾐ)

「変態…」

簓「この触り心地がええ」

「盧笙先生呼ぶぞ」

簓「やめて アイツガチで来るから…そしたら俺チョークスリーパー喰らうことになる」

「あ、それ面白そうですね」

簓「ほんまやめて」

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