82話 ページ35
〜ラッダァside〜
rd「A暇だろうなぁ。今行ったら"寂しかったっ！"なーんて言って抱きついてきたりぃ？…アイツに限ってそれはないか」
やっと師団披露の準備を終えた俺は、保健室へと足を運んでいた
前夜祭開始時刻はとっくに過ぎてしまったが、Aなら許してくれるだろ
そんな呑気な事を考えながら夜鬼鼠破(ヤキソバ)二つを手に保健室の扉を開ける
rd「ぼーい！さびしーポメーの為に持ってきてやったぞー！夜鬼鼠、破………え？」
そこには誰も居なかった
あれ、A？
熱が悪化して帰ったのか…？
Aが寝ていたベッドに行けば、そこには置き手紙が置いてあった
rd「………"熱が下がったので新しいトモダチと師団披露回ってきます。byA"
は？？」
なんだアイツ。俺がボッチだって事知った上で行ってる？
ボッチ同士で回るんじゃなかったのかよっ！！
rd「見つけたらぜってーボコス！！！」
そう拳に力を入れて誓ったが……
『じゃ、じゃあ…。これ、食べてみたい』
「夜鬼鼠破か、ええで。」
男だなんて聞いてない。
それに、いつも君付けしているAが呼び捨ってて………彼氏か？
あんなに楽しそうに笑って……
rd「教師の俺に青春を奪う権利は無いか」
悔しい。
ただその言葉が俺の頭に浮かんだ
俺だって、Aをそんな風に笑わせられる
なんなら俺の方がもっと笑わせられる
今まで隣にいた俺に代わって、あの男がAを笑顔にしているのがとてもと言って良いほど悔しかった
なぁ、A
俺遅すぎた？
もうちょっと早ければお前と今日二人でいられた？
あーあ、こうなることなら……帰らせとけばｯ……！？
俺今なに考えた...！？教師として最低なこと考えてなかった！？
く、悔しいからって……ヤバ、俺
rd「……どんだけAのこと好」
え？？
またもや自分に言った言葉に口を開く
なに、俺。もしかして
rd「Aの事が、好きなのか＿＿＿＿？」
小さく呟いた俺の言葉は、賑やかな悪魔達の声によってかき消された
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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