80話 ページ33
『ご、ごめんねっ！全然眠れないよね…？君は〜…えっと、迷子？かな。お母さん見つかるまでここにいるの？』
年上や同い年には見えない身長に子供だと思った私は、できるだけ刺激を与えないように話しかける
「誰が迷子の子供やｯﾂ！！！！！」
『う"っ、！』
鼓膜を抉るような大きな声に耳を強く押さえる
………ど、どこからそんな声
rbr「ロボロや。一応言っとくけど俺一年やで。そこんとこ注意して貰って」
少し怒ったように私に言う
『へっ！？同学年！？ご、ごめんっ、ホントに！私はA、えっと…よろしくロボロ君』
rbr「君付けなんて堅苦しいわ。ロボロって呼んでや」
『ろ、ロボロ…？』
要望に答えれば、満足そうに息をつくロボロ
rbr「A…やったよな。Aは熱でここに？」
『あ、うん。残念だけど…移せないからここに居るんだ』
rbr「はえ〜、じゃあ暇やな。」
『え？うん、暇だね…』
当たり前のことを言うロボロ
私を笑いたいの…？
rbr「じゃ、俺と話そうや。俺師団入ってないから準備中暇やねん」
『え…』
予想外の言葉に目を見開く
rbr「……なんや、嫌か？」
『う、ううん！嫌じゃない！むしろ嬉しい…よ。うん』
まさか私の話し相手になってくれる人がいるとは思ってもみなかった
そっか。と笑うロボロにこちらも口角が緩む
rbr「あんな、俺頼れる兄貴がおるんやけどさ、兄さんいつも＿＿＿＿」
『へっ！？す、すごいねロボロのお兄さん！』
rbr「やろ？血は繋がってないんやけどな、ホントの兄さんみたいで＿＿＿＿」
『＿＿＿＿』
＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿
＿
『あえ、いつの間にこんな時間…。』
rbr「？ホンマや、もう前夜祭始まるやん」
ロボロと話すのはとても楽しくて、あっと言う間に時間が過ぎた
熱、下がったかな
体温計を脇に挟む
『……！下がってる！私も行ける！』
rbr「ホンマ！？よかったやん！A楽しみにしとったもんな！」
『うん！』
私も参加できると言う喜ばしい事に、笑顔を浮かべる
rbr「ｯ、」
ラッダァ先生、結局来なかったな。
先生だから仕事いっぱいあるよね…
サフィアさんも忙しくて来れないらしいし
あれ？私参加できるは良いけどボッチ？
rbr「な、なぁ、A」
『？』
そう頭を抱えていると、ロボロ君が私に声をかけた
rbr「師団披露、一緒に回らん？」
『え』
その誘いは私を喜ばせるのに充分なものだった
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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