74話 ページ27
ロビ「はい!これシャオロンくんの分ね!」
『ふっ、』
目の前に出されたものをは?という顔で固まるシャオロン君に思わず笑いが込み上げる
ロビ「いや〜ありがとう引き受けてくれて!
反省文666枚!今日中に書き終えて提出しないといけなくてさ!」
分厚い紙の束が師団室にザッと並ぶ
これは...頑張れとしか言えない
sho「は...?いやなんで俺らが...」
ロビ「いやぁ...何故か毎日カルエゴ先生に怒られてたくさん反省文書かされるから僕もこのままじゃいけない!と思ってね
そこで閃いたんだ。誰かに手伝ってもらえば早く終わるって!!」
まるで反省してない
『ロビン先生自分でやらなきゃ意味ないんじゃないですか?』
ロビ「バレなかったら大丈夫だよ!」
...うわぁ、この人ポジティブ馬鹿だ
sho「こんなアホでもバビルスの教師になれるんか...」
シャオロン君が小声でそう呟く
tn「いやしかし...3人でやっても終わるか?これ...。Aが手伝ってくれたらだいぶ変わるんやろうけどなぁ!」
『私はやらないよ〜。もうちょっとしたら先生のとこ戻るし』
ロビ「君は確か悪魔を召喚した...じゃあ先生ってラッダァ先生のこと?」
『はい』
ロビ「仲良いんだね!」
『そう...なんでしょうかね?そうだったら嬉しいです』
私の笑顔が3人の視界に映った
tn「グッ...!この笑顔で頑張れる気がする...!!
ん?」
『?』
トントン君の近くでペンを走らせるトン君に目がいく
その紙は反省文で、そこには"プギー"と書いてあった
か、可愛いッ...!!
なんて有能なんだっ!
ロビ「あっその子は...トントンくんの使い魔?」
tn「えっ?あっハイそうです」
ロビ「わーー可愛いね!!」
トントン君はその言葉に嬉しそうに目を細め、トン君を抱き上げた
tn「でしょう!?それに賢くて勇敢で、俺の自慢の"相棒"なんですよ!!」
そして、誇らしげにトン君の事を話す
ロビ「相.....」
しかし、ロビン先生は相棒という言葉に表情を豹変させた
ガシッとトントン君の肩を掴む
ロビ「トントンくん違うよ...使い魔は相棒じゃない。恐るべき魔獣だよ」
『...え?』
ロビ「主人が調教を怠れば周囲に害を為す脅威となりうる魔獣...だから僕たちは使い魔を労わらなければいけないんだ
こんな狭い所にいたら使い魔のストレスになるかもしれない!!
外に出してリラックスさせてあげよう!!」
そう言ってロビン先生は笑った
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です!これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い!! 復活、おめでとうございます!! (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました!初見です(*`・ω・*)ゞ らだ先生とロロロさんがバチバチしていた所が凄い好きです!それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます! (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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