58話 ページ11
『ゾム君。絶対、絶対に私がラッダァ先生に話しかけられるまで一緒にいてね…っ！』
zm「えー、なんでや。何かあったん？」
『それは言えないけど…話しかけられたら多分、あとは勢いで一人で言えるから…』
zm「仕方ないなぁ、ええで」
『！ありがとう…』
廊下で一人頭を抱えるラッダァ先生をゾム君と共に柱から覗く
……ラッダァ先生が頭を抱えているのは、きっと昨日のことが原因だろう
あの様子だと、あれからずっとこの調子なのだろう…
私のせいで…
『じゃ、じゃあ行ってくるね』
zm「おう！」
……そう言ったものの、私の足は一歩も動かなかった
『…』
zm「…」
『いっ、行ってくる！！』
zm「頑張れよ！」
動かない
『…』
zm「…」
『い、行ってきっm((zm「はよ行けや！！」い"たっ！！』
ゾム君に背中を蹴られ、柱から姿を表す
勿論、すぐ目の前にはラッダァ先生がいる
rd「………ｯ！？」
そんな私を目に、ラッダァ先生は目を大きく見開く
なんてことしてくれたんだゾム君…！
『！！？ぞ、ぞむくっ…！！う、ううん……。えっと、ラッダァ先生…』
ゾム君に怒ろうと思ったが、今自分がゾム君に背中を押されたことに気付く
そして、ラッダァ先生ときちんと向き合い…ごめんなさいと声を
『ごめんなさ』
rd「ごめんッ！！」
しかし、私の声よりラッダァ先生が声を出す方が早かった
『え』
rd「ごめん、本当にごめんっ…！あの時俺可笑しくて…言い訳になるかもだけど、押さえられなかったんだ…。まるで体が勝手に動くみたいに…」
さっきまでこの言葉をずっと考えていたのだろうか
ラッダァ先生は綺麗に頭を下げた
『ち、ちがっ、先生…！』
rd「俺のこと、他の先生に報告してもいいよ…というか、するのが当たり前だよな。これでお前ももうあんな怖い思いする心配はない…」
『あ、あの…！！』
rd「短い間だったけど、迷惑掛けてばっかでごめん…。俺、お前の嫌がることばっか」
『ラッダァ先生ｯ！！！』
rd「っ、！」
自分でも驚くくらい大きな声を出したと思う。
『ラッダァ先生はなんの為に私と離れるんですか？』
rd「それは、…もう傷付けないために…」
『私にどうなって欲しいんですか』
rd「……安全に、幸せになってほしい」
『私の幸せは、楽しいと思えなきゃなれません。それで、
誰が私を楽しいと思わせるんですか！！』
rd「！」
自信満々に楽しいと思わせるって言っていたのは誰ですか
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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