渚のCANDY-女子高生の密談-2

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横｢まぁシンデ…｢まぁ！ここに綺麗な方がいるわ！｣安


横｢え……ちょ…｣


安子の急なアドリブにあわあわする一同


安｢王子様、この人にも試してみてくださいな｣

錦｢あー…そうだね｣


そう言って靴を私の足に当てるから

何となくで足を添える


錦｢ぴったりだ！

僕の運命の女性は、貴方だったんですね｣


そう言うと手を差し出す王子

そっとその上に手を置くと


安｢さぁ、皆で王子様の結婚を祝福しましょう！｣


安子のアドリブが続く


客席の反応も悪くなく

それどころか今から何が起こるのかとワクワクしているように見えて


客席の、真ん中あたり


横｢でも王子様、｣


ニコっと笑う彼がいて


横｢私には、もうお相手がおります｣


微笑み返しながらアドリブを続ける

この後の展開なんて知らない


横｢結婚を、約束した相手が｣


いつも、皆のわがままを聞いてるんだもの


ちょっとぐらい、私のわがまま聞いてよね

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