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Aside
二週間ほど過ぎた頃。
「それじゃあ行ってきます!」
炭治郎は左近次に作ってもらった箱に禰豆子を入れて狭霧山を後にした。
もちろん俺も。
(まさか炭治郎から言ってくれるとは…)
遡ること昨晩。
『隊服も届いた、鴉も来た、刀も出来た…もう行かなきゃならんだろう』
「う」
炭治郎は俺の裾を掴んで
「……一緒に、行きませんか」
(もう可愛いったらありゃあしない、行かないなんて言うやついないだろう。)
『ま、俺も付いて行くつもりだったし』
その時、炭治郎の鎹鴉が俺たちに伝達を伝える。
「北西ー北西ーー!!」
『…北西か。行くぞ炭治郎!!』
「うん!」
しばらく走り続け、北西で少女が失踪している村に着いた。
『……炭治郎、わかるか』
「少しだけまだ鬼の匂いが残ってる」
『よし、二手に分かれて探そう。その方が早い』
こうして俺は炭治郎の初任務に同行すことになった。
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リュウビ(プロフ) - とても面白いです!続編楽しみにしています!頑張って下さい! (2020年10月29日 21時) (レス) id: 7e5a6f9b54 (このIDを非表示/違反報告)
国見@いちご姫(プロフ) - 続きが気になります!スランプ気味なのは承知です!頑張ってください! (2020年10月15日 10時) (レス) id: 0b392edb58 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - まだ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - 上限の伍って書いてありますが、累くんは下限の伍ですよ! (2020年4月25日 11時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - こんな嬉しいコメントありがとうございます(つД`)ノ頑張って続き頑張ります! (2020年1月1日 16時) (レス) id: 9696a1e2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルア | 作成日時:2019年6月11日 20時