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Aside
珠世が俺のところへ小走りで来た。
「良かった御無事で…もう会うことは出来ないと思っていました。」
そう言うと珠世は俺を足の先から頭の天辺まで凝視。
俺が首を傾げると、
「!ごめんなさい、あまりにもあの時から変わっていないのに驚いて…」
そりゃあ人も鬼も数十年、数百年も月日が経てば鬼の容姿が変わったり性格も歪んでいたっておかしくない。
「……相変わらず人や鬼にも平等に接しているのでしょう?」
俺に向ける笑顔が何故か誇らしげだ。
『はいそうです。って言ってやりたいとこだが俺は鬼にしか刀を向けない、どうだい差別だろ』
首を横に振る珠世。
「いいえ、貴方の刃は鬼を救う為のもの…鬼を救うことが出来るものです。…切った鬼の存在を消し、被害にあった者の記憶は残すが偶然見てしまった者の記憶は別の記憶に書き換えている。これほどまでに優しい人は見たことがない」
俺は珠世に笑いかけた。
『…薬はうまくいっているか?』
彼女は首を横に振る。
「やはり鬼舞辻無惨に近い血の鬼でなければ効くのかもわかりませんし実験も出来ません。」
『おっ!そういえば最近鬼舞辻じ会っt「おいお前!!!!!!!!!!」
突然飛んできた突起物を掴む。
先ほどからいる男はそれに驚いているようだ。
『…こんばんわ初めましてAです』
俺は深々と頭を下げた。
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半年ぶり…?ですかね。
本当に更新出来なくてすみません(^◇^;)
冬休みに入ったので少しずつ書いていこうと思います。
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リュウビ(プロフ) - とても面白いです!続編楽しみにしています!頑張って下さい! (2020年10月29日 21時) (レス) id: 7e5a6f9b54 (このIDを非表示/違反報告)
国見@いちご姫(プロフ) - 続きが気になります!スランプ気味なのは承知です!頑張ってください! (2020年10月15日 10時) (レス) id: 0b392edb58 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - まだ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(プロフ) - 上限の伍って書いてありますが、累くんは下限の伍ですよ! (2020年4月25日 11時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - こんな嬉しいコメントありがとうございます(つД`)ノ頑張って続き頑張ります! (2020年1月1日 16時) (レス) id: 9696a1e2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルア | 作成日時:2019年6月11日 20時