意地悪時どき優男２【CHANYEOL】 (ページ8)

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Ep 25: 「素直になるから」ページ8

＊ Chanyeol side ＊

ベクには話してたから、
だから、俺を助けてくれた。

なのに、俺は·····
あと、1歩が踏み出せない。

そのせいで、ありもしない事になった。
俺が言えば、Aに、"好きだ"って、、

BH「A、違う、あいつが言う事はデタラメだから」

『なら、何でチャニョル君は何も言わないの？』

BH「それはっ、·····」

分かってる。
言えばいい、言えばいいだけなのに·····

『お幸せに』

Aが行こうとした時だったんだ。

CY「待って」

先を行こうとしたAの腕を掴んでも
俺を見てくれない、

CY「俺は·····」

『何も知らなくて邪魔してごめんね』

CY「邪魔なんて·····してない」

『今まで、····· ありがとう』

その意味がわかった瞬間·····
何かが切れた気がしたんだ。

CY「っ、·····」

掴んでた手が離れたと同時に、
Aは先に行ってしまった。

CY「今までありがとうってなんだよ、」

前を見たら既に居ない。

BH「Aは···· もう手に入らないよ」

CY「っ、·····」

ベクの手にはAのピンが握られてた。

CY「素直に····ならなかったから、」

"オッパぁ、行きましょうよぉ"

周りの声なんて聞こえないぐらい、
もう、Aと····· 二度と·····

触れたり笑わせたり·····
いつか、俺の事も思い出に·····

CY「っ、·····」