one of the most popular actress

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土屋｢ねぇ、この子Aちゃんと一緒に写ってる写真が多いけど、仲良かったの？｣

あなた｢そうそう。1年の時だけね。2年になったらクラス離れちゃって、あんまり喋んなくなったな〜｣

･･･そんな人ばかりだったけど。

みんな私が芸能人ってだけで近寄ってきて、仲いいフリして欲しいものだけ私に貰わせてきたらあっという間にいなくなって行った。

それは、共演者のサインだったりサイン付きの雑誌やCD、同じ香水など。

私は何のために学校に行ってるのかな、とかなんで女優やってるんだっけ、とか考えるようになってしまった。

そのくせ、スキャンダルが出たらさんざん叩いて。

早く卒業したいな〜ってことばかり考えてた。

土屋｢あー、あるよね、そういうこと。なんか悲しかったな〜ずっと友達って言ったのに！！みたいな･･･｣

あなた｢太鳳ちゃんもそういう経験あるの？｣

土屋｢あるよ〜クラス替えで離れちゃって、急に関わりなくなっちゃった人。それまですごい仲良かったのにな〜･･･なんてね。｣

あはは、なんて笑う太鳳ちゃんを見て、少しだけ、不安になってしまった。

あなた｢･･･太鳳ちゃんは、そんなことない？｣

土屋｢え？｣

太鳳ちゃんの袖をちょっとだけ掴みながら、聞いてみた。

あなた｢もし、どっちかに彼氏が出来たり、全然共演出来なくても、離れてったりしない･･･？｣

土屋｢どうしたの、急に･･･しないよ、そんなこと。小学校で出会って、中学で離れちゃったけど、今こうしておしゃべり出来てるでしょ？｣

あなた｢それは、太鳳ちゃんが優しいから･･･｣

土屋｢ほんとにどうしたの？不安になっちゃった？｣

ゆっくりと頷くと、太鳳ちゃんが突然立ち上がった。

土屋｢お買い物行こう！それで、お揃いのアクセサリー買おう！｣

あなた｢え？｣

土屋｢そうしたら、そのアクセサリー見る度に私を思い出して、離れてないよって分かるでしょ？｣

少しだけイタズラっぽく笑った太鳳ちゃんは、すごく可愛かった。

急遽街に飛び出して、雑貨屋さんに入り、アクセサリーコーナーを見ると、かわいいヘアピンやネックレス、イヤリング、ピアスなどがたくさんあった。

あなた｢ねぇ、これさ、収録の時とかもずっと付けてたい･･･いい？｣

土屋｢今日は甘えたさんだね笑いいよ、じゃあ私も付けててあげる。｣

あなた｢ありがとう！！｣

鍵と錠のペアになってるネックレスを2人で買って、その場で付けた。

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