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~6~ ページ40

純「ごめんな、真緒、スズ。真緒の言う通りだよ。俺らは、2人のためとか綺麗なこと言っといて結局2人をまだ子供だと思ってたんだな。いつの間にか、こんなに大きくなってたのにな・・・」

涼夏「お父さん・・・!」

スズが純に抱きつく。

ちょっと前まで「お父さんの後にお風呂入るのイヤ〜」とか「お母さん、あたしの洗濯物とお父さんとお兄ちゃんの洗濯物、一緒に洗わないで!」とかませたこと言ってたくせに、やっぱり父親が好きなんじゃない。

涼夏「もう、大丈夫なんでしょ?お父さんは、なんにも悪くないんでしょ?」

純「どーかな・・・事件に関しては何もしてないけど、ほんとに100%悪くないとは言いきれない。原田にそこまで恨まれる原因になったのは、ある意味では俺だから。」

涼夏「違うでしょ!話しか聞いてないからよくわかんないけど、お母さんがその原田さんと別れたのはお父さんのためなんでしょ!?それはお母さんにとってお父さんの方が大事だったからのはずだよ!」

ちょちょちょ・・・間違ってないけど、そんなこと改めて言われると恥ずかし・・・

涼夏「それに、そこでお母さんがお父さんを選ばなかったら、私も、お兄ちゃんも生まれてないんだよ!?」

純「スズ・・・」

茜音「・・・真緒、おいで。」

スズが純に抱きついてからなんとなく私をチラチラ見ていた真緒。

多分スズみたいに抱きつきたいけどプライドと恥ずかしさで行けないんだろうな、と思って呼んでみたら案外素直に来た。

首元に埋まる顔の感覚。

いつぶりかなぁ・・・懐かしいなぁ・・・

でも、やっぱり小さい時とは違って骨づきも筋肉のつき方も変わった。

いつの間にか、2人はこんなにも大きくなってたんだね。

サラサラとした真緒の髪を撫でていく。

肩が小刻みに揺れるのがわかった。

もしかしたら、階段で私と大塚さんと新藤さんの話を聞いてから今日1日、大学でも1人で悩んでたのかもしれないなぁ。

そう思うと愛らしさと申し訳なさで胸がいっぱいになった。

純「・・・おーおー、なんだ真緒、お前いつになっても母さん大好きだなぁ。」

真緒「・・・うるさい。父さんだって、スズにウザがられ始めて悲しんでたから今めっちゃ嬉しい癖に。」

純「ばっ・・・か、お前そういうこと言うんじゃないよ。」

涼夏「・・・今日だけだからね。」

茜音「スズも素直じゃないんだから笑」

真緒「・・・これから、隠し事したら怒るからね。」

純「分かったよ。これからは気をつけるよ。」

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ユーロ(プロフ) - 共演は塩野瑛久君横浜流星君高杉真宙君志尊淳君佐野岳君飯島寛樹君でお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - リクエストです主人公が紅一点で映画に出演するというのをお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - 楽しく読んでいます (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年5月12日 23時

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