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特別編~1~ ページ35

あなた｢えっ！ほんと！？｣

マネージャー｢はい。｣

あなた｢だって、昨日新しいドラマ決まったばっかりじゃ･･･｣

マネージャー｢そうなんですよね。私もちょっと不安なんですけど、せっかく特別編決まったんでぜひ！って事務所の意向で。｣

あなた｢嬉しい･･･犯婚が特別編･･･｣

マネージャー｢しかも、凄いですよ。今回の特別編、本編から数年後の話なんですけど、青木さんと二宮さん･･･っていうか、茜音と純ですね。2人の間に、子供がいます。しかも、2人。｣

あなた｢子供？じゃあ、私母親役？｣

マネージャー｢はい。キャストは、加藤清史郎くんと本田望結ちゃんです。｣

あなた｢おう･･･思ったより大きい子だった･･･｣

子供って言うからもっと小学生とか幼稚園生とかそんなんだと思ってた･･･

ーーそして、撮影日。

あなた｢かずさん！｣

二宮｢ん、A。特別編なんて、凄いね。｣

あなた｢ほんとですよね！｣

二宮｢･･･あ、A新しいドラマ決まったんだって？｣

あなた｢よく知ってますね。この前顔合わせ行ったばっかりですよ。｣

二宮｢お前のマネージャーが言ってた。大変だね〜あな番にも出て、映画の撮影もやって。｣

あなた｢ありがたいですよ。｣

私は圭さんが主役を務める『あなたの番です』というドラマに第2章から参加している。

同じく2章からの参加となった横ちんの彼女役で、圭さん、横ちん、七瀬ちゃんと共に事件解決に尽力する。

あな番の撮影が終わったら、つぎは刑事ドラマだ。

ももちゃん、廉、みおみおと共演する。

他にも映画の撮影が控えている。

二宮｢頑張ってね。｣

あなた｢はい。でもまずはこっちですよ。｣

二宮｢確かにね。｣

本田｢あっ、Aちゃん！久しぶり！｣

あなた｢ん、みっちゃん。久しぶりだね。｣

本田｢お姉ちゃんも紗来も会いたいって言ってたんだよ！｣

あなた｢あぁ、確かに2人にも全然会ってないなぁ･･･今度会おうねって言っておいてよ。｣

本田｢うん！ねぇ、今回私Aちゃんの娘役でしょ？｣

あなた｢そうだよ。｣

二宮｢考えてみれば、お前まだ22になってないのに母親役やるんだな。｣

あなた｢そうなんですよ。どうしよう、できるかな。｣

加藤｢あ、青木さん、二宮さん、望結ちゃん。今回はよろしくお願いします。｣

二宮｢えっと･･･清史郎、くん･･･？｣

加藤｢はい。加藤清史郎です！｣

あなた｢･･･｣

私とかずさんは清史郎くんの成長に驚いていた。

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