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〜宮近サイド〜
閉じていた目を開けると近くにある灯だけが灯って
薄暗い部屋が視界に広がる
あぁ、、、寝ちゃった
ずっと座り込んだまま首を下にして寝てたから首が痛い
軽く首を回してこりをほぐす
手元の携帯をみると23時過ぎ
明日も仕事だしずっとAのそばにいるわけにいかない
帰ろうと思って後ろのベッドで寝てるAの様子を見る
俺の方を向きながらスヤスヤと寝ている
でも、、、
頬には涙の跡があった
泣いてたの、、、？？
嫌な夢を見ていたのか自然に流れたものなのかは分からないけど
今、俺のそばにいるAが愛おしくてたまらなくて
もう離したくない
たとえ、戻れなくても
俺がAを支えてずっとそばにいてやりたい
そんな気持ちをこめてAの髪を優しく撫でた
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作者名：虎レッド | 作成日時：2020年4月28日 1時
