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匂い ページ10



「…今日Aいつもと違う匂いする」
「…ん?…あー、多分香水付けてるからかな。久しぶりに買ってみた」


普段香水を付けない私が久しぶりにいい匂いだと思う物を見つけてしまったので買ってみた。


試しに付けてみたら自称匂いフェチというだけあって鼻の効くともやはすぐに気づいてくれた。


「…どう?匂いフェチ的にこの匂いはいい匂い?」
「…正直言うとさ、めっちゃ好き。この匂い。Aが付けてるとドキドキする」
「ドキドキはよくわからないけど気に入ってくれてよかった」


正直言うととか言うから一瞬焦ったけど気に入ってくれてよかった。


これで気兼ねなく使える。と思ったけども。


「…おーい。ちょっとともやさぁん」
「…んー」
「そろそろ離れてよぉー」
「…やだ。離れたく無い」


この匂いがとっても気に入ったらしく中々抱きしめたまま離れてくれない。


「…A今日寝る時これ付けてよ」
「…いいけど、なんで?」
「…今日いつもより激しくなりそうだから」
「……?!」


……気兼ねなく使うのは厳しそうです。

風邪?→←初詣



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設定タグ:夕闇に誘いし漆黒の天使達 , ともやん , 夕闇   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ななみ | 作成日時:2019年11月20日 2時

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